2006年 |
|
|
|
No.155
10/ 2 |
− 岡部の叫び/ディープインパクト敗れる − |
|
◆手短に・・・
悔しいが、これが競馬というもの。
いったんかわされながらも、もう一度差し返すという執念も見せ、アウェーの地で
ディープはその持てる力をすべて出し切ったと思います。
レースは素晴らしかった。
(A・ファーブル陣営は、はなからレイルリンク勝負できていたのかもしれません)
でも“悔しい”というのが正直な感想。
NHKの解説をしていた岡部元騎手が、直線残り300m手前で思わず叫んでしまった言葉が強烈に残っている。
“ まだ! まだ! マダマダ!! ”
まるで自分に言い聞かせているかのような言葉、でした。
言い終わるか終わらないかの刹那、武騎手が、鞭を一発!
早過ぎたか!?
いや、しかし・・・、
位置取り、展開、追い出しのタイミング等々、
観てる側は何とでも言えますし・・・。
一番悔しい思いをしているのは、武騎手自身でしょうから。
世界で勝つには、まだまだ経験不足ということなのでしょう。
“ディープで勝てないのなら・・・”なんて、悲観的なことをうだうだ言っている暇があるなら、毎年毎年どんどん世界に出て戦えばよろしい。
国を挙げて応援しているようでは、経験不足といって間違いないでしょう。
野茂やイチローの後、カズや中田の後、海外に出たくらいで話題にならないように、競馬も、世界で勝つには、もはや「挑戦」がニュースになるのではなく、勝たなければ話題にならないような日常を作っていくことが、唯一、凱旋門賞クラスのレースで勝つ秘訣だろうと思います。
私たちも、日本競馬界も、まだまだ−経験−が足りない!
“ まだ! まだ! マダマダ!! ”
とにかく、関係者の皆様、武騎手、そしてディープインパクト
ご苦労様でした。
次はジャパンカップか有馬記念か分かりませんが、
リベンジが待っていますよ。ハーツクライを破るという使命が。
|
|
|
No.154
10/ 1 |
− 完全アウェ−の地へ・凱旋門賞/ スプリンターズS − |
|
◆今朝スポーツ新聞で、凱旋門賞の馬柱をみて、そこにディープインパクトの名前を見つけると、いよいよ実感がわいてきました!
本当に、彼は戦いを挑むのですね。
そして、さらに馬柱を眺めてみれば・・・・、
今年の凱旋門賞、少頭数(8頭)でディープには追い風かとささやかれておりますが、いやいや、とんでもない。
どの出走馬もその戦歴の見事なこと。
英大手ブックメーカーのオッズは完全な3強状態らしいですが、3強のときは、3強で決まらないのが競馬というもの。
馬券は買えませんが、(単勝350万円<1万6000ポンド>も購入した日本人がいたらしいが・・)非常にもったいないので、レース予想しなければ・・・。
何といっても恐いのは、フランスのA・ファーブル厩舎の3頭出し。
しかもその3頭がハリケーンラン、シロッコ、そしてレイルリンク。
これは脅威です。
ディープだけには勝たせないよう、ディープを潰しにくること必至!
そうです、ディープは完全アウェ−状態での戦いなのです。
(ニュース23でキャスターの筑紫さんが、“馬にとってはどこで走るのも同じでしょ”みたいな事を言ってましたが・・・、甘いぞ!筑紫。 馬だけで走るのじゃないのよ、「競馬」はね。)
予想という点では、
斤量差(3歳と4歳以上で3.5キロ差)から過去3歳馬の活躍を考慮しなければ。
実績ではハリケーンラン、シロッコでしょうが、もし、もしも、ディープが敗れるとしたら・・・、
その相手は、3歳馬で現在重賞3連勝中のレイルリンクか!?
それともシックスティ−ズアイコンかもしれません。
↓(10/21)
とにかく・・・、
馬の状態以上に、一番心配していたのが人間側の失敗。
しかしどうやら調教ミスなどなく順調に明日を迎えることができるらしい。
あとは、武と天に祈る!
昨年の弥生賞で衝撃を受けた、あの時の走りを、フランスの地でもう一度見せてくれ!!
まるで “空を飛んでいるみたいな走り”を。
気まぐれ馬券予想 第40回 スプリンターズステークス
思い起こせば・・・、
競馬予想の定番ソフトである「競馬道」を使って予想し始めたのが、昨年のスプリンターズSからでした。
「古畑スペシャル」なる予想理論(2005)を構築し、かなり入れ込んでの予想でしたが、見事的中。
幸先の良いスタートとなりました。
今年の秋G1初戦も、なんとか的中させて、気分よく凱旋門賞を見るぞ〜!
と、いうことで、
予想は先週から引き続き、Speed Analyzer for KOL Deluxe(=SA指数)と、展開指数ハリケーン(=展開指数)、+競馬道予想オッズの各指数を外部指数取込み機能で取り込み算出した「合体ポイント」で勝負!
一応予想理論に名前をつけました。
↓ STO予想理論です。強そうでしょ!
◎合体ポイントグラフでは、上位4頭が抜けています。
ただし、外国馬は競馬予想ソフトの弱点であるデータが少ない。
特にレザークの場合、日本で走っていないので、ポイントは低いのですが、G12連勝中という実力は侮れないでしょう。はずせません。
このレース、手広く流したいところですが、意外にチアフルスマイルの点数が伸びず、メイショウボーラーも厳しいとみて、シンボリエスケープの上位6頭まで。
馬券は上位6頭の馬連ボックス15点。
(レース結果:1着 テイクオーバーターゲット 2着 メイショウボーラー 3着 タガノバスティーユ
※先週のオールカマー、7頭馬連ボックス21点購入でマイナス収支。で、本番となる今回は、7番手のメイショウボーラー(JRA10番人気)を切って、馬連5,920円を取り逃がしました。
う〜ん・・・、言葉が出ない。
------------------------------------------------
私の馬券購入スタンス
■堅く収まると感じたレースは馬券を絞る ■荒れると感じたレースは手広く流す
------------------------------------------------
たったこれだけなのに、今回は中途半端な買い方になってしまった。
後悔&反省!
|
|
|
No.153
9/23 |
− 気まぐれ競馬予想【秋】 with 競馬道外部指数 − |
|
◆もともとここは、単行本「ブロック式馬券利殖術」という馬券投資法をさらに進化・発展させるため、そして自身のモチベーション維持のために作ったホームページですが、あれから5年という月日が流れ、私の馬券投資に対する考え方も当時と随分変わってきました。
もちろん、根本的な考え方、例えば・・・、“予想では勝てない”とかは変わっていませんので、変わったのはその具体的な方法・戦術となります。
変化の中で、一番大きなターニングポイントは、昨年秋、インターチャネル(現インターチャネル・ホロン)が発売した「競馬道シリーズ」の【GT4】に一部参加させていただいたことでしょう。
特に、購入者の方に毎月ご覧いただいていた【回収率の波に乗れ!買い時Web】のコーナーを担当させていただいたこと。
そこでは、ページの都合もあり、新しいことをするわけにもいきませんでしたが、毎月更新するにあたり、もっと良い・確かな方法はないかと試行錯誤を繰り返してきました。そのおかげで、5年前、いえ、2年前から比べても、私の馬券投資法はさらに進化したと考えています。
今後は、その投資法が本当に使えるのか、もっと改良する余地があるのか等々、様々な検討・検証を加えていこうと・・・。
ただし、その馬券投資法をいつ公開できるかとなると、いまだはっきりしないのですが・・・・。
新作【競馬道GT5】では、残念というか幸いというか・・・、「買い時Web」のコーナーはありませんので、この秋からは、自身の新作に向けて、じっくり検討・検証していきます。
ということで、馬券投資の方は着々と進んでおります。
そして同時に、当コラムで続けている『G1気まぐれ予想』も秋のG1シリーズ開幕ということでそろそろ再開していこうと思っています。
こちらは、私が否定している「勝馬予想」です。
“否定”といっても、もちろん「勝馬予想」をするなと言っているのではありません。
ただ、「予想」では勝てない!といっているのです(勝っているなら問題ありませんから)
それでも、競馬予想を長年楽しんできたものとして、こうしてHPに自身の買い目を公開するわけですから、予想といえど、負けたくはありません。
この春は、【競馬道GT4】のオリジナル予想理論を使用してきましたが、結果は思った以上に好調でした。当然 今年の秋も、この勢いを維持したままプラス収支を目指して勝負していく所存です。
とりあえず、今春の「気まぐれ予想」の結果をご覧ください。↓
日付 |
気まぐれ予想 |
式別 |
購入点数 |
結果 |
配当 |
2/19 |
フェブラリーS |
馬連 |
6点 |
○ |
660 |
3/26 |
高松宮記念 |
馬連 |
21点 |
○ |
2,290 |
4/2 |
大阪杯(G2) |
馬連 |
10点 |
× |
5,860 |
4/9 |
桜花賞 |
馬連 |
21点 |
○ |
1,550 |
4//16 |
皐月賞 |
馬連 |
13点 |
× |
13,980 |
4/29 |
天皇賞(春) |
馬単 |
3点 |
○ |
430 |
5/14 |
ヴィクトリアマイル |
3連単 |
16点 |
○ |
11,650 |
5/21 |
オークス |
馬連 |
10点 |
○ |
4,180 |
5/28 |
日本ダービー |
馬連
3連複 |
9点
15点 |
○ |
1,120
3,420 |
6/4 |
安田記念 |
3連複 |
28点 |
× |
56,730 |
6/25 |
宝塚記念 |
3連単 |
6点 |
× |
43,850 |
11戦7勝 / 購入馬券点数 : 計158点 |
配当合計 \25,300 |
(天敵・大数の法則からすれば、たかだか11戦なら・・・といったところでしょう。)
では、秋のG1開幕前哨戦ということで、中山・中京のグレード2を2本予想してみようかな。
気まぐれ予想【秋】の目玉!
それは何といっても、競馬道GT4(&GT5)に搭載された外部指数読込み機能を使用した予想!ということになります。 この機能を使えば、外部指数ファイル出力機能を備えているオリジナル予想ソフトの「買い目」ばかりでなく、各指数を組合わせた【合体指数】を作り出すことができます。本命から穴馬まで、幅広くピックアップされるということ。 難点を挙げるとするなら「買い目」の組合わせ数が膨大な数になるということでしょうが、もともとソフトの指定どおりの買い目を買う必要などありません。(というか、ソフトのいうとおりに買っていたら負け組み直行ですよ) 競馬予想では、自分の予想スタイル・スタンスを決めて、一度決めたらそれを継続していくことを念頭に、馬券を購入していきましょう。
「気まぐれ競馬予想」では、私の購入スタンスを公開することになりますが、まあ、あまり参考になるとも思えませんので、適当に眺めてみてください。
気まぐれ競馬予想 第52回 オールカマー(GU)
◎上記予想は、競馬道GT4の予想結果をアップしたものですが(もちろん掲載の許可を得ております)、“注目”していただきたいのは、予想項目欄です。
ここでは、独立した予想ソフトであるSpeed Analyzer for KOL Deluxe(=SA指数)と、展開指数ハリケーン(=展開指数)、そしてさらに競馬道予想オッズの各指数を取り上げました。※単体では不可能な合わせ技です!
それらの指数をミックスさせた総合ポイントで順位付けが可能となります。
この順位は、実は、誰がやっても同じになるというわけではなく、各ソフトの指数のウエイト(=重視度)によって、つまりは自分の「好み」によって、調節できるようになっています。いや〜、楽しいですね−。
上記予想の各項目のウエイトは??
いや・・・、それは・・・、もちろん・・、秘密に決まっています!
さて、春から何度も書いてきたように、ここまでは問題なし。
後は馬券の買い方です。ここですべてが決まるといっても過言ではありません。
春は、皐月賞/安田記念(上表参照)とわざわざ万馬券を逃すような買い方をしてきました。
秋はそんな後悔がないようにしなくては・・・。
私の馬券購入スタンス、もう一度確認しておきます。
■堅く収まると感じたレースは馬券を絞る
■荒れると感じたレースは手広く流す
たったこれだけ。
※ただし、“感じた”というのは、指数やポイントの数値により判断しなくてはなりません。
では、結論。
はっきりした軸のみえない今年のオールカマー
馬券を絞って的中を逃してしまうことのないよう、手広く流す。
総合ポイント上位7頭馬連ボックス買い!
馬番1,3,4,5,8、10、14、計21点。
(レース結果:1着 バランスオブゲーム 2着 コスモバルク 3着 ディアデラノビア
※馬連配当は1,160円。結果マイナス収支となりました。ここで、“やっぱりもっと馬券を絞っておけばよかった”と考えるか、想定内の出費と考えるか・・・、その想いひとつによって今後の馬券の買い方が変わってきます。意味もなく馬券を絞ったばかりに獲りそこなったという経験を重ねてきただけに、荒れると感じたレースは、結果はどうあれ、今後も手広く流すことに躊躇はありません。
しかし、難しいのは馬券の買い方ですね。
同じ7頭ボックスでも、馬連でなく3連複なら的中プラスだったわけです。
選んだ馬は正しかったのに、馬券は不的中!よくある光景です。
まあそれが、競馬予想の難しさと同時に面白みがあるのですが・・・。
馬券投資では、何点買うかはすでにターゲット馬抽出の際には決まっていますから。
もうひとつ。中京では菊花賞トライアル神戸新聞杯がおこなわれます。
こちらは、オールカマーと違って2強+1対決の様相。
なんといっても、ダービーの上位3頭が揃って出走してきたのですから。楽しみな一戦です。
競馬道を使った予想も結果は似たようなものですが・・・。
気まぐれ競馬予想 第54回 神戸新聞杯(GU)
◎あのニッカンコンピ指数も、SA指数も、予想オッズもみんなメイショウサムソンが1位でした。しかし、【SA指数+展開P+予想オッズ】の合体ポイントで1位に推されたのは、私が応援する16番アドマイヤメイン。
これが、オリジナル予想理論の面白いところ。
どちらにせよ、馬券は絞って買いたいですね。
馬券は上位2頭軸の3連複。
紐には実力馬ドリームパスポート、春はジリ貧だったフサイチリシャール、そしてアペリティフとタマモサポートの計4点で。
(レース結果:1着 ドリームパスポート 2着 メイショウサムソン 3着 ソングオブウインド
※アドマイヤメインには中京競馬場は少々窮屈だったようです。
これで菊花賞で人気を落としてくれるとうれしいのですが・・・。
このレース、上位3頭のグラフからも、3頭馬連ボックスでよかったなぁと、ちょっと後悔しております。
|
|
|