気まぐれコラム

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競馬道GT4



2006年
No.144
6/24
− 世界ランク3位★ディープインパクト/ 宝塚記念 −

 ◆ようやく、日本サッカー界のお偉方たちが、英断してくれました。
ジーコの後任、オシム現千葉監督への日本代表監督就任要請です。

これまでの日本代表監督(=オフト・ファルカン・加茂・岡田・トゥルシエ、そしてジーコと続いた=)とは明らかに違うこと。
それは、監督としての経験と実績です。

ドーハの悲劇を経験してから、すでに12年
監督としての経験と実績を積んだ人物を代表監督に選ばなかった日本サッカー協会は一体何を考えていたのか理解に苦しみます??
ジーコに対する批判の根底は、一応W杯経験者であったトゥルシエの流れを断ち切ったところにあったわけですし・・・

イビチャ・オシム
90年イタリア大会で旧ユーゴをベスト8へ導き、94年から指揮したクラブチーム(わずか12人でスタートさせた)を欧州チャンピオンズリーグへ出場させた実績。そして日本での監督経験。さらに“J2の選手もほとんど知っているという”日本のサッカーを熟知している。
まさに「経験と実績」を積んでいる人物がオシムだと思います。

これからの日本代表に少しだけ希望が見えてきたところで、これからが本番である一発勝負の決勝ラウンド(真のワールドカップ)を大いに楽しみたいと思います。

 話は変わりますが、
ドイツW杯直前のFIFAランク位の国をご存知でしょうか。
答えは、オランダです。ちなみに1位は王者ブラジル。2位はすでに予選で敗退してしまったチェコです。

では、競馬の世界で、現在世界ランク3位に位置づけられているサラブレッドをご存知でしょうか!

そうです。日本が誇る最強馬ディープインパクトです。
このランキングは、IFHA(国際競馬統括機関連盟)International Federation of Horseracing Authorities (IFHA)が、各国のレース成績を基にレイティングを算出しているものですが、その5月度のランキングとしてディープインパクトが3位になっているのです。そして、同時に3位にランキングされているのがハーツクライ。有馬から今年3月のドバイシーマクラシック優勝と、実績はディープになんら劣りません。

この世界の主要競走を対象とした「トップ50ワールドリーディングホース」での最新ランキングで50位以内に入っている日本馬は全部で8頭。
うち明日の宝塚記念に出走してくる馬は5頭います。
  3位:ディープインパクト
 15位:リンカーン
 20位:ハットトリック
 31位:ダイワメジャー
 31位:コスモバルク ※シンガポール航空国際カップ(G1)で優勝したコスモバルクは次回ランクを上げることでしょう。

サッカーのFIFAランク同様、違う国同士の比較は難しく、このランキングを鵜呑みにすることはできませんし、サッカー以上に番狂わせ、予想外が起こるのが競馬ですから、このランキングを基に上位から流しても、そう簡単に当たることはないでしょうが・・・。それでも、これからの日本競馬界が世界に進出していくのなら、こうした世界のランキングを意識していくことも大切になっていくはずです。

現在の世界ランク1位はドイツ生産のシロッコです。ドイツとは、これも何かの縁なのでしょうか?シロッコはブリーダーズカップターフ(G1)を制してから現在3連勝中。
そして2位にはドバイワールドカップ(ダートG1)を勝ったエレクトロキューショニストが続きます。
集計期間の関係でもれてしまいましたが、ずっと1位をキープしていた昨年の凱旋門賞馬・ハリケーンランも先月アイルランドのタタソールズ金杯というG1レースで優勝を飾っており、目下4連勝中!成績は8戦7勝。強敵です。

凱旋門賞(10/1、ロンシャン競馬場)に挑戦が決まっているディープインパクト。どんな世界の強豪が集まってくるのか分かりませんが、やはり世界を相手にするというのは、一筋縄では行きそうもありません。とても厳しいレースになりそうです。

しかしひとつ言えること。
それは、かりにも世界ランク3位にいる馬が、日本馬に負けることは許されない!ということでしょう。
では、前半戦最後のG1気まぐれ予想を。



 気まぐれ予想 第47回 宝塚記念 

まずは「競馬道GT4」で作成したオリジナル予想理論【競馬道BT理論+レイティング】をみてみる。
結果は理論をみるまでもなく、ほぼ予想通り。やはり問題は、馬券の買い方。


 しかし、馬単8→1で1.9倍(土曜時点)というオッズ。
2点買いで的中したとしても、マイナスとなることを考えれば、このレース、見(ケン)が正解かもしれません。
馬券を楽しむなら、やはり3連単ということになりましょう。

 もしこのレース、ディープインパクトが出てこなければ、本命はこの馬と決めていました。世界ランク15位リンカーン。彼を軸に2着馬探しとなったはず。

結論として、1・2着馬固定で、予想理論上位3〜7位まで、さらに7番ナリタセンチュリーを追加します。
3連単計6点で勝負。




 (レース結果:1着 ディープインパクト 2着 ナリタセンチュリー 3着 バランスオブゲーム
※レースを見終わって思ったこと。
どうしてディープの単勝に100万円賭けなかったのかなぁ〜、なんてね・・・。
さすがにディープは強かった。ディープとそれ以外の日本馬たちとの力の差は日本とブラジル以上に開いているのかもしれません。
しかし、凱旋門賞で戦う外国馬たちは、ディープに匹敵する戦績の持ち主ばかりとなります。今日のようにあっさり勝つことは難しいかもしれません。

それでも・・・、武騎手のいうように、ディープ以上に強い馬が本当にいるのか?
いるのならぜひこの目で見てみたい。
それほどディープの強さは際立っています。

今秋の10月・凱旋門賞が本当に楽しみになってきました。
まずは無事にレースに出られることを祈って、
そして、本番では、3角からの空を飛ぶような走りを期待して・・・。

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