競馬道GT4
馬券投資
★回収率80%
以上の予想理論を
探せ!
サンデーサイレンス運命に噛みついた馬 |
2006年 |
|
No.125
2/18 |
− 競馬と株式投資の違い − |
|
◆トップページからamazonにリンクさせていただいているお勧め本の中で、一番売れている本が、おりこうさん おばかさんのお金の使い方(板倉雄一郎著)です。
|
知っている方は知っているでしょうが(当たり前)、
この作者、板倉雄一郎という人物は、90年代後半、いわゆるIT社長の先駆けとして一世を風靡し、あのビル・ゲイツとも商談をしたという経歴の持ち主です。
ところが絶頂期もつかの間、銀行の貸し渋り・貸し剥がしにあい、会社は倒産、本人は自己破産し、まさに天国から地獄を味わった人物でもあります。
(最近は、「朝まで生テレ」などに出演も) |
私は、ブックオフで彼の著書「社長失格」に出会い、板倉氏の体験を知ったのですが、現在は、氏のブログ(板倉雄一郎事務所)で毎日彼の日記(意見)を読んでおります。
HPなど毎日(定期的に)のぞくところなどだいたい決まってくると思いますが、私の場合は、Yahoo!ニュースと板倉氏のブログがメインとなっております。
「社長失格」の内容は、Amazonのレビュー&カスタマーレビューを読んでいただければおおよその概要がつかめると思います。ユーズド本も何冊か出ていましたので、興味があればぜひ読んでみてください。
そんな板倉氏が、最近出した本が上記の“略して「おりおば」”です。
【世の中のお金のしくみ】を分かりやすく教えてくれる本です。
こちらも「社長失格」同様、Amazonのレビュー&カスタマーレビューをご覧いただければ・・・。
さて、その中の第3章・人生のお買い物の中に−競馬と株式投資の違い−という箇所が出てきます。
わずか2ページですが、このコラムを読んでいただいている方にとっては、一番気になるところでしょうし、実際、真実が書かれております。
おりこうさん・・・「この馬はいけるぞ。誰にも言わないで一人で儲けよう!」と考える人
おばかさん・・・「いい会社見つけたぞぉ〜。誰にも言わないでこっそり投資して一人で儲けよう!」と考える人
|
理由は明白ですよね。
株の場合は、自分が買う株を、他のみんなが買ってくれなければ、その株価は上がりません。自分が宣伝するしないは別として、自分の保有する株の人気が高まるのはよいことです。
逆に、
馬券の場合は、言わずもがな・・・、
自分が買う自信のある「買い目」を他人に知られて、それで他人が便乗して買ってしまえば、オッズは下がります。
当たる当たらないは別として、みすみすオッズを下げてしまうような行為をするのは、基本的にはおばかさんに違いありません。
だからこそ、証券会社の存在は安泰であり、社会的な信用度もあるわけで・・・、
逆に、
競馬予想会社の存在自体、自分で自分の首を絞めるようなおかしなシステムなのですね。
特にその会社組織の規模が大きくなればなるほど、矛盾がいっぱいとなるわけです。
厳しいです。
ただし、情報(客観的データ)を売る(提供する)のと、馬券の「買い目」を提供するのとはまったく違います。
「買い目」の提供は、ダイレクトにオッズに影響しますが、データ自体は、それをどう使うかは、ユーザー一人ひとりに任されることになりますから、直接オッズには影響しません。
インチキ競馬予想会社に騙されないための基本的知識(常識)として、上記の「おりおば」を頭の中に入れておきましょう。
※『インチキ』とは提供した買い目の結果を偽っているような会社です。
予想した「買い目」の結果をすべて正直に報告しているのであれば、何の問題もありません。ただし、そうして儲かっている会社の場合、そこの会員は退会するようなことはしないでしょうから、その会社の募集広告には二度とお目にかかれなくなってしまうでしょうけれど。
もしそれ以上募集したらオッズが大暴落!!ですからね・・・。
では、2006年も引き続き「気まぐれ予想」でG1勝負といきますか。
気まぐれ予想 第23回 フェブラリーステークス
今年も【競馬道GT4】を使って、基礎データをこねくり回しながら「買い目」を出していこうと思います。
上記に使用した予想理論は、昨年暮れの有馬記念前夜に作成した【競馬道B(ブック)T(タイム)理論】をもとにしております。
■選択した項目は前回の3つに競馬ブックの目玉「レイティング」をプラス。
競馬道予想オッズ+4角通過順評価(過去6走)+上がり3F(同)
+レイティング
今年2006年のG122戦は、上記の【競馬道BT理論+レイティング】を基に、アレンジを加えながら予想していきます。
ちなみにこの理論での2005年G1レースの成績を掲載しておきましょう。
★的中率・回収率は、総合順位1位馬を軸に2位からの馬連6点買い集計です。
予想理論 |
全的中率 |
全回収率 |
G1的中率 |
G1回収率 |
競馬道BT理論+レイティング |
41.1% |
77.5% |
45.5% |
91.1% |
競馬道予想オッズ理論 |
43.3% |
71.7% |
40.9% |
60.8% |
検証期間 2005年東京・中山・阪神・京都 全1,914R G1全22R |
※「競馬道予想オッズ理論」とは、専門紙「競馬ブック」の提供する予想オッズを元に順位付けする一番シンプルなもの。
【競馬道BT理論+レイティング】を検証すると、G1レースだけではなく、G2、G3レースでも安定した回収率をたたき出していました。
全体での回収率も基本理論(予想オッズ)を上回っていますが、これって結構すごいことなのです。
まずは手始めに、第一弾フェブラリーステークスをこの理論どおり、上位1位馬からの馬連6点買いで勝負してみます。
3ヶ月の休み明けという不安はあるもののカネヒキリがぶっちぎりの高得点をマークしているので1位の軸は決まり。
あとは理論の7位まで。
14−11.8.1.16.9.7 馬連6点。
この「買い目」に絶対の自信があれば、HPで公開なんて、誰がするものか!!
(レース結果:1着 カネヒキリ 2着 シーキングザダイヤ 3着 ユートピア ※【競馬道BT理論+レイティング】でかろうじて的中。それでもまずは1勝。
|
|
|
No.124
2/5 |
− 楽しむ競馬 儲ける馬券 − |
|
◆ まずは、右手薬指の近況報告を。
ようやく元通りになってきました。
No.121のコラム− 右手薬指剥離骨折 −に書いたとおり、薬指を痛めてから約2ヶ月。 〜長かった。
それでもまだリハビリが必要な状態であり、痛みもわずかですが残っています。
|
手術後のレントゲン写真
ハリガネが飛び出ているのが確認できる。 |
|
← 実際の指
やっぱり飛び出している。
(当たり前だが)
しかも妙に曲がっていた。
水に濡らすのは厳禁。髪は左手一本で洗う。 |
|
2月5日現在の薬指
横から見るとまだ曲がっているが、
骨は完全にくっついたようだ。 |
というわけで・・・、「気まぐれコラム」をずっと休んで(サボって)おりましたが、
そろそろ復活したいと思います。
では、遅ればせながら、2006年のテーマ(競馬に関係する)を考えてみました。
今年のテーマは、「楽しむ競馬、儲ける馬券」です。
4年前のコラムでも書きましたが、馬券評論家としての大橋巨泉さんの馬券哲学・信条を再確認したのです。
「競馬はロマンで見よ。馬券は金で買え」というものです。
「競馬」と「馬券」はあくまで別物と考えチャレンジしていかなければならない。
「競馬」は、無敗の三冠馬ディープインパクトを応援したり、その父サンデーサイレンスの数奇な運命に驚いたり、日本ダービーまでの過程を楽しみ、そして、そうしたドラマを味わいつつ、ひとつひとつのレースの中で、どの馬が勝つのだろうかという推理ゲームを楽しんでいく。これが競馬の醍醐味であります。
しかし、
「馬券」にドラマはいりません。
お金を賭けた瞬間に、あなたがそのレースの主人公(当事者)となるのです。
大いに競馬は楽しむけれど、馬券は真剣にそして冷静に。
いつもの惰性で適当に馬券を買うことのないように心がけたい。
これが今年のテーマである「楽しむ競馬、儲ける馬券」です。
(今年ばかりでなく、競馬を続ける限りそうしたいと思っていますが・・・)
投資競馬的アプローチ(勝ち馬予想はしない)で馬券購入する場合は、逆に「楽しむ競馬」を忘れがちになります。
負けが続くと、馬券投資で儲けようという気力が萎える時があります(株式などでもそういう場面がありますよね)。
そういう時には、馬券購入せずに、競馬のドラマを楽しんでみようと・・・。
そんな感じです。
では、また。今年もよろしくお願いいたします。
|
|
|
|
− 競馬を楽しむための競馬本 − |
|
“楽しむ競馬”ということならば・・・
◆【馬券】抜きで競馬を楽しめる本はないものかと・・・、(競馬必勝本でも、私は十分に楽しめますが、もっと純粋に!?)
前回のコラムでリンクした
サンデーサイレンス運命に噛みついた馬や、以前ご紹介した、シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説などからは、チームスポーツ&ブラッド(血)スポーツとしての競馬の奥深さを知ることができます。
東邦出版が出している「〜騎手」シリーズ
「殴る騎手」から始まった一連の「〜騎手」シリーズは、競馬新聞や騎手コメントなどからではうかがい知れない彼らの一面を知ることができます。
騎手の世界は実力勝負の村社会。やっぱり大変だ。
|
|
|
|
|
殴る騎手 |
こんな騎手 |
チクる騎手 |
ズルい騎手 |
田原 成貴著 |
騎手関連では、あの田原 成貴元騎手が書いた騎手の心理 勝負の一瞬
田原 成貴だから読む気がします。
◆馬券に役立ちそうな気もするけれど、やっぱりあまり役立ちそうにない本。
それでいて、競馬〔馬柱〕に対する興味倍増という本。
それが、この「ウマ家」がスゴい!―トウショウ家・マイネル家ほか「一族研究」最新事典
|
相変わらず、“都合のよい消去法”で勝負している井崎 脩五郎氏と 須田 鷹雄氏のコンビによる本。
結構気に入っております。
もちろん、こんなものを(失礼!)馬券に役立たせようなどと思って、購入してはいけません。(馬券と競馬は分けて考えましょう)
本書はあくまで、競馬を楽しむための本なのですから。
|
私が個人的にその復活を期待しているのは、名門メジロ家です。 天皇賞父子3代制覇 など、長距離を得意とする名門中の名門。
長距離レース番組の減少(なぜかスピード至上主義のJRA)により、かつての勢いがまったく感じられないが・・・。
そろそろ、スターホースが出てきてほしい。
|
|
|