気まぐれコラム

気まぐれコラムインデックスへ











競馬道GT4


馬券投資
★回収率80%
以上の予想理論を
探せ!




2006年
No.128
3/25
− 3連単馬券投資チャレンジ & 高松宮記念 −

 ◆今月は、頭から3連単の検証をメインにコラムを書いてきましたが、“検証の次は実践”ということで、3連単馬券を投資として購入していくことに決めました。
 WBCで奇跡の日本優勝の勢いにあやかり、この3連単馬券投資チャレンジでも回収率100%の壁を破りたい! そう思っているわけです。

 もちろん気合だけではありません。勝算があるからのチャレンジではありますが、馬券投資は、ここで何度も書いてきたように、1日(1R)で結果が出るものではないので、春のG1気まぐれ予想とともに、じっくり結果が出るまで勝負していきます。

 では、ターゲットにする3連単馬券のこれまでを再検証し、チャレンジスタートといきましょう。 
3連単ターゲット馬券 合計5点/1日購入点数 後半4R×5点=20点
 1位→2位→3位,1→2→4,1→2→6,1→3→2,1→3→5
 ※ 検証:競馬道予想オッズ(競馬ブックの予想オッズの順位) 関東開催のみ

 これまでのコラム(No.126No.127)で検証してきたとおり、上記5点は今年に入ってからもなかなか的中することなく、回収率は低空飛行を続けておりますが、いざ実践するにあたっては、今年に入ってからの結果(対象R数96R)だけでは、いかんせん、検証レース数が少なすぎます。

 上記5点の合計年間平均出現率約5%(これは単6位人気に相当しますが・・)
 この出現率から考えると、最低でも過去150R程度の結果は確認しておきたい。
 そこで、昨年の5回東京(11/5〜3/19 延べ160R)からの出現状況(回収率)を確認し、投資ターゲットに相応しい馬券かどうかを検証してみたいと思います。

1着 2着 3着 11/5〜3/19(配当) 回収率
1位 2位 3位 2,850円 /16,000   17.8%
1 2 4 0 /16,000     0%
1 3 2 3,280円 /16,000   20.5%
1 2 6 0 /16,000     0%
1 3 5 0 /16,000     0%
5点合計 6,130円 /80,000    7.7%
◆検証期間:関東開催 2005年11月〜2006年3月19日
◆検証理論:競馬道予想オッズ理論 ◆条件一致レース: 160R
◆回収率:1点100円計算

 昨年の5回東京開催から先週まで、3連単馬券発売レース数160R。上記5点は、上位人気の組合せなのに、にもかかわらず出現はたったの2回。回収率7.7%。悲しすぎます。

 しかし、疑問を持つ方もいるでしょう。
 検証理論とした競馬道予想オッズ(競馬ブックの予想オッズの順位)が馬券投資には不適格なデータで、いつまでたっても回収率の基本指標である75%にも満たないのでは・・・と。

 では、昨年の5回東京開催以前の出現(回収)状況も確認してみます。
1着 2着 3着 3/26〜10/30(配当) 回収率
5点合計 125,340円 /80,000   156.7%
◆検証期間:関東開催 2005年3月26日〜2005年10月30日
◆検証理論:競馬道予想オッズ理論 ◆条件一致レース: 160R
◆回収率:1点100円計算

 1年間という長いスパン(05年3/26〜06年3/19 検証レース320R)で検証すると、5点合計配当 134,470円/160,000円となり、回収率82.2%となりました。
 なんだかんだいっても、結局平均ペースに落ち着いているのですね。
いやむしろ、良いくらいなので、現在の低迷のベースがあると考えたほうがよい。

 回収率には波があると考えている私は、これからの上記3連単5点の爆発に期待します。
よって、今週からの3連単馬券チャレンジは、ターゲットとして上記の5点を均等購入でいきます。
※投資開始日:3/25 
※3連単合計5点  ※1日購入点数 後半4R×5点=20点
※投資金配分:均等買い  ※回収率100%以上で終了 

 結果はこのコラムでご報告していきます。



 気まぐれ予想 第36回 高松宮記念 

 【競馬道GT4】を使って作成した【競馬道BT理論+レイティング】
 これを基にしたG1予想第2回目は、本命不在の難解なレースとなりました。
 上記理論の出した本命はラインクラフト
 しかし・・・、
 これにはどうも納得いきません。もちろんG1馬としての実力は認めなければなりませんが、牝馬で、初距離で、休み明けの馬を、完全な軸として信用できるはずもなく・・・。
 といって、他に強い馬がいればいいけれど、消すまでにはいたらず・・・。


 総合数値では、7番リミットレスビッドまでか。CBC賞勝ちのシンボリグランが軸の第一候補ではあるけれど、信用にたる軸が見当たらなければ、まとめてボックス買いにしてみようかと。

 馬券は総合ポイント7位まで。荒れると想定して上位7頭ボックス
 3、4、7、9、11、13、14のボックス 計21点。
 
 (レース結果:1着 オレハマッテルゼ  2着 ラインクラフト 3着 シーイズトウショウ 
※ 21点も買って結果が馬連11-14では、マイナスかと思ったが、昨日よりオッズが若干上がってプラスになった。それにしてもラインクラフトはいつも堅実なレースをするな〜。)

先頭へ
No.127
3/18
− その後の3連単 & ディープインパクト始動 −

 ◆はじめに、今年から始まった野球のWBCについて
 W杯サッカー日本代表の試合よりはリラックスして観戦できていた野球ですが、明日19日の日韓戦は、どうやらそんなに落ち着いて観ることはできないかもしれません。
 格下(とあえて書かせていただきますが)韓国相手に2連敗。それだけでも屈辱なのに、よもや3連敗などとなれば・・・、う〜ん、言葉も出ない。
 
 で、思い出しました。
 1993年アメリカW杯アジア最終予選。あのドーハの悲劇(対イラク戦)の1試合前に、当時サッカー(アジア)先進国であった韓国を1−0で撃破した時、当時の韓国では最大の国民的屈辱と報道されていたことを。
 Jリーグ発足により、今でこそ実力拮抗のよきライバルでありますが、まだ90年代前半までは、とてもライバルというには申し訳ない対戦成績だったのです。

 野球はまさにその逆で、イチロー選手が発言した“向こう30年”どころか、一気に30年の差をつめられてしまったという感じで、当時の韓国国民の屈辱感がいまになってようやく分かったような気がします。
 
 しかし、この大会、開催時期から審判の構成・レベル等々、問題山積みですね。
 
 (試合結果:日本6対0で韓国下す。今度は日本の気迫勝ち。ホッとしました。


 さて、2週前に掲載した3連単馬券
 その後の出現状況はどうなったでしょう? 

 前回、3連単馬券出現上位の人気組合せ10傑を洗い出し、その中で、今年に入っていまだ一度も出現していない組合せ5つを取り出しました(中山・東京のみ)。
 それが下の表の5種類の馬券です。(JRAオッズ人気ではありません。)
1着 2着 3着 配当1〜2月末 3/4〜12 回収率
1位 2位 3位 0 0 0%
1 2 4 0 0 0%
1 3 2 0 3,280円 37.3%
1 2 6 0 0 0%
1 3 5 0 0 0%
5点合計 0 3,280円 7.5%
◆検証期間:関東開催 2006年1月〜2006年3月12日
◆検証理論:競馬道予想オッズ理論 ◆条件一致レース: 88R

 3連単馬券の発売は後半4レースだけなので、1月からの対象レースは88R。
 結局、出現したのは1→3→2のみ。
回収率を計算すると、3,280円÷44,000円(88R×5点×100円)=7.5%です。
 
 ただし、2週前からのアプローチの場合の回収率は、
 3,280円÷8,000円(対象レース16R×5点×100円)=41%です。

 回収率はどんな馬券の組合せであれ、なが〜い期間であれば、75%前後に収束してきますから、上記の馬券の88Rにおける回収率7.5%という低い数字は、チャンスととらえていいと思います。
 できれば、その倍の160Rで10%を切っていれば、これはおいしいターゲットになるのですが・・・。
 とりあえず、今後の状況をさらにモニターしていきます。
 焦っても仕方ありませんので。

 念のため、出現上位10傑中、残りの5種類の馬券の回収状況を同じように表にしておきます。馬券投資の参考にどうぞ。
1着 2着 3着 配当1〜2月末 3/4〜12 回収率
2 1 3 3,390円 0 38.5%
1 2 5 4,840円 0 55.0%
1 4 3 11,850円 0 134.7%
1 4 2 6,940円 0 78.9%
2 1 4 14,550円 10,530円 285.0%
5点合計 41,570円 10,530円 118.4%
◆検証期間:関東開催 2006年1月〜2006年3月12日
◆検証理論:競馬道予想オッズ理論 ◆条件一致レース: 88R

★10点合計では、55,380÷88,000円(88R×10点×100円)=62.9%



 有馬記念以来の出陣。ディープインパクトの出走はほんとうに楽しみです。
 明日の阪神大賞典。
 G1ではありませんが、久しぶりに 「気まぐれ予想」といきますか。

 気まぐれ予想 第54回 阪神大賞典 

 【競馬道GT4】を使って、独自の予想理論を構築。(といってもあまりデータをこねくり回さずに、できるだけシンプルに作成)
 予想理論は【競馬道BT理論+レイティング】←今年はこれで勝負!
 ■選択した項目は4つ。
 競馬道予想オッズ+4角通過順評価(過去6走)+上がり3F(同)」 
 +レイティング
 競馬ブックの目玉「レイティング」 
 
 この理論での2005年の成績は以下のとおり。
 ★的中率・回収率は、総合順位1位馬を軸に2位からの馬連6点買い集計です。
予想理論 全的中率 全回収率 G1的中率 G1回収率
競馬道BT理論+レイティング 41.1% 77.5% 45.5% 91.1%
 検証期間 2005年東京・中山・阪神・京都 全1,914R G1全22R
 ※「競馬道予想オッズ」とは、専門紙「競馬ブック」の提供する予想オッズを元に順位付けする一番シンプルなもの。


 ディープインパクトは文句なし。
 馬券は総合ポイントが拮抗している上位4頭までの馬単4点で。
 2→1、3、8、9
 (レース結果:1着 ディープインパクト 2着 トウカイトリック 3着 デルタブルース 
ディープインパクトは文句なしの快勝!やはり昨年末有馬の敗因は、年齢の壁というより陣営の調整ミスだったとあらためて感じたゴールだった)


 さらにもう1レースを【競馬道BT理論+レイティング】で試してみます。
気まぐれ予想 第55回 スプリングステークス


 フサイチリシャールが、90ポイント以上をたたき出しました。これは、ディープインパクトと違って前での競馬ができるため。多頭数で紛れもあるかもしれませんが、一叩きされて順調なフサイチ頭に。
 馬券はフサイチリシャールから馬単7点。
 3→5、6、7、10、12、13、16
 (レース結果:1着 メイショウサムソン 2着 フサイチリシャール 3着 ドリームパスポート 
※ 皐月賞は混沌としてきました。おもしろい!


 以上。
先頭へ
No.126
3/5
− 競馬道で3連単馬券 検証 −

 ◆【3連単馬券】・・・発売されてからまだ日が浅く、他の馬券種に比べると、データの蓄積が不十分であるという理由で、馬券“投資”にはふさわしくない馬券。

 その3連単馬券、しかし、東西開催を合計すると、指標とするデータ蓄積の最低ラインである1,000レースをクリアしてきました。
 そこで今後、ターゲット馬券として使える馬券なのかどうか、競馬道GT4の回収率計算機能を使用して検証してみました。
 (※なぜ回収率計算にJRAオッズ人気を使用しないのか・・・馬券投資のデータとしてJRAオッズ人気を使用している方もいるでしょうが、私の場合は、数年前から止めることにしました。理由は実戦の際に抱えるリスクの方が使用するメリットよりも大きいと判断したからです。)

1着 2着 3着 出現数 出現率 回収率 最高配当
1位 2位 3位 23 1.5% 59.1% \10,940
1 2 4 17 1.1% 41.0% \14,770
1 3 2 17 1.1% 68.6% \32,640
2 1 3 16 1.1% 44.4% \13,960
1 2 5 15 1.0% 50.2% \9,230
1 4 3 14 0.9% 82.4% \19,150
1 2 6 13 0.9% 67.5% \20,070
1 4 2 13 0.9% 61.0% \17,240
2 1 4 13 0.9% 55.4% \12,670
1 3 5 12 0.8% 73.1% \36,810
10点合計/平均 153 10.1% 60.3%
◆検証期間:東西開催(札幌・函館除く) 2004年9月〜2006年2月26日
◆検証理論:競馬道予想オッズ理論 ◆条件一致レース: 1516R

 上記の3連単馬券における上位人気であっても回収率が低いのは、下位人気で高配当が出現し、その分回収率を押し上げているからです(3連単馬券の配当は同じ人気でも予想困難)
 ただし、3連単馬券といえども、発売される全馬券を購入すれば、結局回収率は75%前後に落ち着きます。

 上記は、出現上位の人気組合せ10傑ですが、そのトータル出現率はわずか10%(10%もあると言ったほうがよいのか・・?)。
 出現率10%という数字は、単勝馬券でいえば、4位人気。枠連なら1−4位の組合せ。馬連なら1−3位の組合せに相当します(※競馬道予想オッズから)
 10点購入して、ようやくそれらの馬券1点買いの勝率とほぼ同じになるというわけですね。いかに3連単馬券が難しいか・・・。

 ただし、(古畑式)馬券投資においての買い目選択のアプローチは、3連単だろうが単勝だろうが、馬連だろうが、ワイドであろうが、何も変わることはありません。

★【古畑式】馬券投資の肝
 回収率には波がある。
 しかし、長期的にはその回収率はどの馬券であれ75%前後に落ち着く。
 ただし、馬券種によって、75%前後に収束する期間にはバラツキがある。


 さて、上記10傑の高出現率3連単馬券の組合せの中で、今年に入っていまだ一度も出現していない組合せが5つあります(中山・東京のみ)。

 それは、1→2→3、1→2→4、1→3→2、1→2→6、1→3→5 の5つです。
 この5種類の合計出現率は5.4%。いつ的中しても不思議ではない組合せなのですが、2/26現在でまだ出現していません。
 実は、5.4%という数字は、単勝6位に相当するもので、勝てないときはなかなか勝てない馬券であるということと、3連単馬券の発売はご存知のとおり、後半4レースのみなので、今年といっても、実際は1開催(96R分)での検証結果であることから、それほど驚くことではありません。
 
 しかし実際この上記5つの組合せで今年に入っての馬券出現率・回収率は0%であることを考えれば、ターゲット馬券の候補の一つとして考えることは当然であります。
 
 馬券投資の基本は1点買いだといわれていますが、多点買いであっても基本は変わりません。 
 実戦上の問題があるとすれば、1点投資金が×5になるということです。
 
 上記5種類の3連単馬券を今後買い続けた場合の回収率は、年末にはどれほどの数字になっているでしょうか。多分、60〜75%前後になるだろうと思います。その点において、「1点買い」も「5点買い」も変わらないということです。

 3連単馬券をターゲットにした場合、多点買いにならざるを得ないと考えますので、資金配分的にも他の馬券種以上に慎重になり、よほどの低回収率の波が続いているのでない限り、手を出すことははないと思います。
 それでも3連単馬券の爆発的な配当をみると、心動かされます。よって、今後はチェックだけは欠かさないようにしていこうと考えております。

 以上、3連単馬券検証でした。



 先日、毎度おなじみ競馬予想会社からパンフが送られてきました。
またそういう季節がやってきました (~ ~;)
 今度は初めて聞く「アナザーステークス」というところから。
 表紙にはこんなタイトル。
 “競馬新聞はあなたに嘘をついている!? 競馬エイトでお馴染みの八走貴行が真実を語る”
 失業の恐怖におびえる厩舎関係者が禁断のネタをリーク! というもの。

 そしていつもの、“会員様おめでとうございました”と的中情報が満載

 なるほど・・・、やっぱり『競馬新聞は嘘をついている』のか・・・。
 そして、『失業の恐怖におびえる厩舎関係者がなんと、禁断のネタをリークしてくれるのか・・・、
 って・・・、あのね、なぜ、そんな貴重な情報を、私たちに売るの???
 何で??
 自分たちでその貴重な禁断情報をもとに儲ければいいじゃん!

 ガセネタでは、儲けることなどできないということか・・・。一人納得。
 
 以上。

コラムインデックスへ
先頭へ
◇当ホームページによって如何なる損害を受けたとしても当HPは一切の責任を負いません◇
◇当ホームページに掲載の文章及び画像等の無断複写・転載を禁じます◇
◇Copyright (C) 2001 block-baken.com all rights reserved◇