気まぐれコラム

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2002年
No.14
3/27
−W杯・「日本代表」予選突破の可能性−
 【著者Profile】に書いたとおり、私の趣味は(競馬以外で)サッカー観戦であり、現在最大の興味は、あと約2ヶ月と迫った日韓ワールドカップにあります。その中でもやっぱり気になるのは“日本代表が予選突破できるのかどうか”ですよね。もちろんグループFなどの動向も楽しみではありますが・・・。
ですからW杯関連の書籍・雑誌の出版ラッシュが続く中、私が探し求めているものは、日本代表予選突破の可能性を〈突破する、しないに関係なく〉大胆に説いている本、または思わず納得せずには入られないような論・コラムが掲載されている雑誌であります。
まだまだ現段階では、各国代表ともメンバーが固定していなかったり(メンバーどころか、昨日チュニジアの監督が辞任したし・・)、けが人がいたりして、予測不可能な状態ではあるのかもしれませんが、暇つぶしに見ていた雑誌の連載記事の中で、私はある衝撃の事実を知ったのでした(ガチンコナレーション風)!!

 その雑誌とは文芸春秋発行のおなじみ「ナンバー」であります。2ヶ月前のNumber541にその衝撃記事が掲載されていたのです(大げさです)。小川勝という方がこの衝撃事実を世間に公表してしまいました。
小川氏の説は、あの悪評高いFIFAランキングを元にうち立てたもので、彼はコラムの中でこう問きました。
FIFAランキングから予選リーグ突破国を予測することは無意味だろうか?」と。
そして前回98年仏W杯の4ヶ月前のFIFAランキングと仏杯の予選結果から、そこにみられた相関関係を検証して見せたのです。
      

 さて、この中の字国は「FIFAランキング」通りなら上位2チームとなって予選突破できたはずのチームなのに、実際はできなかったチームです。逆に字国はFIFAランキングを跳ね返して突破したチームです。
さらに各組最下位で予選突破できたのは、ナイジェリアただ1国!アフリカという国の経済状況や協会の不安定さから対外試合を多く組めないアフリカ諸国がFIFAランキングで下位に甘んじているのは周知の事実。これにはFIFAランキングの出し方に問題があるわけですし、当時日本が9位というのも首を傾げたくなるわけですが、それにしても・・、ほぼ大勢はランキング通りに決まっているといってもいいのではないでしょうか。いくら当てにならないといってもFIFAランキングだって、デタラメで付けているわけでもないということでしょう。

 で、そうなると問題は、2002年日韓W杯4ヶ月前のランキングということになりますわな。
では、出場32カ国4ヶ月前FIFAランキングを以下に掲載いたしましょう。(ここからは独自に調べました)
      
 ということになっています。
残念ながら、日本・韓国ともに厳しい状況になっています。前回のFIFAランキングで、“明らかにこれはちょっとなー??”と思われたのが、「H組日本9位とアルゼンチン17位」、「E組韓国20位のオランダ25位」、それとナイジェリアの67位でしょうか。今回のランキングで“変かな”と私が勝手に思うのは、米国13位/ポーランド36位、メキシコの8位あたりでしょうか。あとは順当のような気がしてしまうのですが、しかし!あえてなんとか日本を予選突破させるために、出馬表(じゃないけど)をじっくり眺めると、前回と少し違って見えるのは、全体的に、ランキングの数字的にも混戦である、というところ、少々つらいけれど、そこを突きたい。突きまくりたい!!

ここまで書いてみて、別に衝撃の事実でも何でもないなー、という気がしてきましたが・・・、そこはご容赦いただいて、せめてみなさんのW杯予想の参考にしていただければこのコラムを書いた意味もあるというものです。
 今夜の日本(38位)対ポーランド(36位)戦は、どんな結果になるのでしょう?ランキングが競っていますからね(混戦)。楽しみです。
 −終わり−
 FIFAランキングに興味のある方はこちらをご覧ください。私もこちらを閲覧しました。
 http://www.fifaworldranking.com/


No.13
3/20
−巨泉流馬券術に想う−
 あえてコラムで言うことでもないのですが、
やっぱり競馬(ギャンブル)で勝つ秘訣は、
 “ダラダラ・ズルズルと買わない事”につきますね。
 私たちは当てられそうな(鉄板?)レースはもちろん、元々買う気のなかった、さっぱりわからんレースですら、レース15分前あたりになると、ハ!っと意識を取り戻したかのように買っちゃいます。バカですねー。
 これは、なぜそうなってしまうのかというと、私の場合は“やらなきゃ損だ”という気持ちがわいてきてしまうからだと思っています。
宝くじを買っている人がよく言いますよね、「なんだかんだ言っても、買わなきゃあたんないよ」って。
確かにそれは真実であります。
 馬券だって、予想が当たっていたところで゛買わなきゃ払い戻しは受けられません。
 で、そんなことを考えながら、古い競馬雑誌をパラパラめくっていると、目にとまったのが「大橋巨泉」の馬券コラムでした。ウッシシの巨泉、参議院をやめてしまった巨泉さんですが、以前は週刊誌に競馬予想の連載を持つ著名な馬券評論家でした。残念ながらその連載を読んだことは一度もなかったのですが、今回そのダイジェスト風の記事を読んでみて、なるほど“馬券師”としての巨泉さんファンが多かったという話しに納得がいきました。
 せっかくですから、彼の馬券哲学・信条を載せておきましょう。

 「競馬はロマンで見よ。馬券は金で買え」
 「予想は、あらゆる可能性を予想するもの。しかし馬券はあくまでもオッズを計算した上で、儲けるために買うもの」
 「少しでも不安要素のあるレースは見送り、絶対の自信があるレースだけに絞って勝負する」
などです。
(巨泉さんの残した定石・セオリーを載せ始めたらきりがありません)

 今となっては当たり前のこと、なのかもしれませんが、やはり馬券師の“行き着く先”は、そこなのかと思わざるをえませんでした。
 しかし問題があります。山積みです。
「絶対の自信があるレースだけに絞って・・」 絞れないんですよね、これが。
「絞り方」には各自それぞれのやり方・方法があるでしょう。いわゆる馬券術です。
いかにレースを絞れるか!”がその馬券術の腕の見せ所といっても言い過ぎではありません。
しかしレースを絞るさいにどんな馬券術においても絶対必要なもの、それは何でしょうか?
精神的なものです。

それは【集中力】でしょう。
レースを絞り込むときに必要なのは「集中力」だと私は思います。
そして馬券を絞り込むときに必要なものは「決断力です。
不幸にも、この「集中力」と「決断力」は長続きしないもの、と相場は決まっています。
二日酔いや寝不足では、このは半減してしまいます。
 まず朝一(前の晩?)、集中力の出番です。レースの選択です。体調を整えておきましょう。
選んだレースが来るまではリラックスしてコーヒーなど飲んだりします。そしていよいよ決断力の出番です。時に弱気の虫が脳内を徘徊するでしょう。負けてはいけません。
あとは「」しだい!
 我がブロック式は、各馬の能力比較をせず、レースの選択と馬券の選択に力を入れた馬券術ですが、それでも最後の最後は、集中力と決断力が必要です。

もしかしたら、あのレースも、このレースも獲れるかもしれないなんてを描いて、ダラダラ・ズルズルと馬券を購入してしまう自分への戒めを含めて、本日は巨泉さん馬券哲学に耳を傾けてみました。
−以上−


No.12
3/15
−コラム・復活−   
 本音を言えば、心臓病で入院中、そして退院してからのリハビリ中と、どうにも競馬への意欲が湧いてこなくて、この先どうなることかと不安でした。
 競馬が嫌いになったわけではありません。去年10月に単行本を出し、勢いでこのホームページを立ち上げた矢先の入院、そして手術後の痛み、入院費、将来への不安。
(手術は成功でしたが、結局私の弁は修復できず、人工弁を余儀なくされました。そのため血を凝固させない薬とは一生のお付き合いとなります)
当然そんなことにはお構いなく進んでいくJRAレース。目を通すことなくたまっていく競馬新聞。焦り・・。

“何かもうダメかも”と弱気になっていた私をそこから救ってくれたのは、励ましのメールとそして、暖かくなってくると聞こえてくるダービーへの足音でした。
私は決してロマン派ではありませんが、すべてのサラブレッドにとって生涯一度しかチャンスのないダービー馬への道、生き残りのストーリーは、最近のつまらないTVドラマよりもよっぽどおもしろいのであります。
 これからGTの季節を迎えるにあたり、そろそろ私も動きださねばなりません(よろよろでも)
ようやくコラムを書こうという気になったのも、そんな陽気に当てられたせいでしょう。
「ブロック式馬券利殖術」もまだまだこれからです。ですから・・・、
私の命ある限り(ちょっと大げさだな)、これからもよろしくお願いいたします。
 終わり

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