気まぐれコラム

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競馬道GT4


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2005年
No.122
12/24
− 気まぐれ予想 第50回有馬記念 −

 ◆ディープインパクトが三冠を達成した後、岡部元騎手に新聞記者が問いかけた。
 シンボリルドルフディープインパクト、(どちらも無敗の三冠馬である)
 どっちが強いですかね・・。

 なんちゅうコトを聞くの、愚問だ、と感じる方もいるだろうが、正直、誰もが聞いてみたいことだろう。

 岡部幸雄は、自信を持ってこう答えた。
 シンボリルドルフのほうが強い!と。正確に言えば、ルドルフのほうが3歳にしてすでに完成していたということらしい。

 先日、JRAから少し早めのクリスマスプレゼントが届いた。
 電話投票会員向けの記念品ということで、受け取った方も多いと思うが、
 岡部幸雄が語る『有馬記念』名勝負 + 三冠ダイジェスト DVDである。

 過去の名勝負を観るというのは、意外に楽しいし、興奮する。
結果は分かっているのに、思わず、差せーと心の中で叫んだりして・・・

 馬券には直接役にはたたないだろうが、競馬を見る楽しさを教えてくれる内容の濃いものだったと思う。さすがは、岡部元騎手である。

 その中で、一番感動した(というより身震いした)のが、第30回の有馬記念。
 DVDのナレーション
 “国際競争ジャパンカップさえ鞭を使わずに制したルドルフに勝てる馬は、すでに国内には存在しなかった・・・。
 このレースでふるった岡部騎手の2発の鞭は、海外参戦への決意の表れでもあった”
 
 当時(私は知らなかったけれど)、ルドルフは2着馬を何馬身も離して勝つことはなかったので、一般の人からは、ルドルフは大して強くはないのじゃないか、と思われていたらしい。岡部騎手の耳にもそうした話がチラホラ入っていた。
 そして迎えた第30回有馬記念。

 カメラの前で岡部元騎手が語る。
 
 “野平先生(調教師)が、最後のレース(日本で)だから、どのくらい強いか、すこしやっていいぞ、みせてやれ、と・・・。
 そういうレースだった”。

 勝ち負けなどは問題ではなく、ましてや当時2番人気だったミホシンザンなど眼中にはない。ただもう“どのくらい強いかみせてやる”のが岡部騎手の役割だったというのである。
 とにかく力でねじ伏せて、どのくらい引き離すか・・・、なんていう言葉を馬に優しいといわれた岡部騎手から聞けるとは思わなかった。

 それほどの馬だったのだろう。シンボリルドルフという馬は。

 ラスト直線の実況

 シンボリルドルフ強い!シンボリルドルフ強い!3馬身から4馬身のリード!
シンボリルドルフ ゴールイン!

 さて、有馬2連覇を達成したシンボリルドルフにどこまで迫ることができるのだろうか。同じ無敗の三冠馬として、ディープインパクトは・・・。



 気まぐれ予想。 第50回 有馬記念 

 ディープインパクトは一体どれほど強いのだろう。
 武騎手は、これまでの7戦で、一体何発真剣に鞭を使ったのだろう。

 今年の有馬記念は、ディープインパクトVS一流古馬という図式であるが、ディープインパクトがまだまだ成長途上であり、底を見せてはいないということも念頭においておかなければいけないと思う。
 ましてや、ハンデが2キロもある。(2キロなど大したことはないというのなら、ハンデ戦をおこなっている意味がない)

 シンボリルドルフが前年の三冠馬ミスターシービーを寄せ付けなかったように、歳の差はあまり関係ないのかもしれない。もちろん、ゼンノロブロイやタップダンスシチーがミスターシービー以上のスーパーホースだというのなら話は別だが・・・。

 同時に、ディープインパクトが敗れる姿も想像できる。
競馬は繰り返すというが、シンボリルドルフがカツラギエースに敗れたように、大逃げをゆるして届かないという場面。可能性はないわけではないが、そこは武騎手に託すしかないだろう。


 ★今年最後のG1レースとなりましたが、秋から続けてきた「競馬道GT4」を使った予想理論構築で最後も勝負したいと思います。


 上記の【競馬道(ブック)(タイム)理論】。いたって簡単に作成しております。
 あまり数値をこねくり回しても、好結果につながるとは限りませんから。
 
■選択した項目はたったの3つ。
 競馬道予想オッズ + 4角通過順評価(過去6走) + 上がり3F(同) です。

 ディープインパクトは差し馬ということが、4角通過順評価上がり3Fタイム評価で一目瞭然です。
 タップダンスシチーはまさにその逆で、各馬の特徴がなんとなく見えてきます。
 競馬道予想オッズを入れているのは、ここにすべての項目が凝縮されて評価されていると考えているからです。
  バランスが取れている馬が強そうですが、そうなるとコイントスやグラスボンバーが浮上してきます。そこで競馬道予想オッズを加味しなければ、おかしなことになってしまうのですね。
 もし、ディープインパクトが、この3項目すべてで1位という評価ならば、これはもう無敵ということですが・・。
 ピンポイント予想ですから、ディープやタップのように、どちらかが秀でている馬のほうが魅力的であります。
 
 穴党の方なら、総合数値は低いけれども、どれかの項目で順位が高ければ、その馬を狙ってみるというのがよいのかな・・・。

 この【競馬道(ブック)(タイム)理論】は、「馬券投資スタイル」において、今後検証していきたいと考えております。
 項目を少なくするというのは、検証時間短縮のための絶対条件なのであります。念のため。

 さて、結論。
 何が難しいかって、どう馬券を買うのかということ。
 馬の見極めは、多くの新聞やホームページで取り上げられていて、忘れ去られた穴馬などいなくなっているのが現状。
 馬券投資の基本は、1点買い。そう決めているのでこんなに簡単な話はありません。しかし、ピンポイント予想の場合は、馬券の種類も点数もその場でいくらでも調整がききます。自由だからこそかえって難解であり悩ましいところです。

 最後の気まぐれ勝負は3連単。予想くらい好きにやらせていただきます。
 
 1着予想 6番ディープインパクト
 2着予想 3・5・10・14・15番  
 3着予想 3・5・7・8・9・10・14・15   計35点

 以上。

 これで今年の「気まぐれ予想」は終了です。
 ご訪問していただいた皆様1年間ありがとうございました。
 馬券投資の2005年総括もしましたので、興味のある方は、お立ち寄りください。
 それでは皆様よいお年を!(& メリークリスマス)

(レース結果:1着ハーツクライ 2着ディープインパクト 3着リンカーン
 
 今日のレース、ディープは完敗でした。古馬の壁とテレビの解説者は話していましたが、古馬がどうのというより、ディープ自身の体調が完調ではなかったという気がします。
 武騎手が“今日は飛んでいなかった”と語ったように・・。普通の「追い込み馬」になっていた。
 
 原因は、馬(ディープ)自身にあるのではなく、陣営(池江調教師はじめ)にあったのではないかと。三冠達成によって生まれた安堵感と今度は、無敗での有馬記念制覇・負けられないというプレッシャーに、ついつい気を引き締めなければ・・・、というよくありがちなパターンにハマってのオーバーワークという結果がマイナス4キロ馬体重減につながったのではないでしょうか。
 テレビで観ただけなので何ともいえませんが、少し細い感じがしました。
 プール調教後の前代未聞の中1日追い。そして輸送。
 ディープでなくとも疲れがたまるスケジュールだったのかもしれません。
 もちろん結果論ですが・・・。

 競馬とは、チームスポーツなのです。
 F1レースのように、ドライバーがいて、監督やメカニックの人々がいて、そして強いマシンを造っていく。 あらためていうまでもなく、馬だけの個体能力だけではG1レースなど勝てないのでしょう。
 ゼンノロブロイは8着惨敗でしたが、プラス12キロという馬体重は、陣営の思惑通りだったのかどうか・・? あの藤沢厩舎でさえ、引退を飾るためには、ディープを倒さなければという焦りがあったと思うのです。

 勝手に思ったことを書いてみましたが、来年以降、1敗してプレッシャーが軽減されるであろう池江陣営には、ディープインパクトチームとして、最高の仕上げで、またまた空を飛ぶディープを見せてもらいたいと願う次第です。

 ハーツクライのルメール騎手はお見事でした。

 馬券は外しましたが、やっぱり競馬は面白い!!そして、やっぱり競馬は難しい。


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No.121
12/18
− 右手薬指剥離骨折 /阪神牝馬S −

 ◆まさか折れていたとは・・・、

 運動不足解消にと始めた草野球。12月3日土曜日早朝。
 12月の早朝はかなり寒い。当然寒さで手がかじかんでいる。
 集まったメンバーは野球好き?の8名。
 試合はできないので、キャッチボールもそこそこに、シートノックをすることに。
 
 何が楽しくて土曜早朝からノックを受けなきゃならんのか・・・、
 確かに、いい歳したオッサンがやることではないかもしれないけれど・・・。

 ショートのポジションで何度か軽快に?球をさばき身体もようやく温まってきたころ、強い打球がグラブ手前でほんの少しイレギュラーをして私の右手を突いた。
 
 痛! 

 4年前に心臓の手術をして機械弁になって以来、ワーファリンという薬を毎日飲んでいる身なので、健常者よりも出血しやすい(血が止まりにくい)。
 何かがちょっと強めに当たるとすぐに内出血してしまうという厄介な身体なのです。

 5日後。薬指の腫れがなかなかひかないので、近所の整形外科へ行くことに。
 結局、ただの“突き指”だと思っていた私の右手薬指第1関節は、きれいに折れていました。
赤丸で囲っている部分(拡大)。
骨の一部が離れてしまっているのが確認できます。
 腱断裂の場合は、固定して安静にしていれば直るのですが、
 骨折を伴なう場合は手術的療法をとらなければならない。
 一般的なのが、鋼線による固定法です。
    ↓

左図では、2本のハリガネで固定していますが、
私の場合は、3本になったようです。

 手術は駒沢病院でおこないました。約30分ほどですが、手術台で横になり脈拍・血圧を図りながらという本格的なもの。もっと軽く考えていた私は少々焦りました。
 麻酔は指神経麻酔(局所麻酔)で、この注射がかなり痛い。
 お医者さんはレントゲンモニターを診ながらハリガネを入れていきます。ドリルのようなウィーンという音を発する機械を使用しているので、この音にはまいりました。

 手術は無事成功しましたが、ハリガネをぬくまで約1ヶ月(全治1ヶ月)
現在、キーボードを叩くのも、右手人差し指1本打法でしのいでおります。

 普段、あまり使用していないように思っていた薬指ですが、使えないとなるとこんなに不便だったとは・・・。
 
 4年前の心臓のときもそうでしたが、自分の身体の一部ではあるけれど、心臓は心臓で独立して働いているのだなあと実感しましたが、今度もまた、薬指に対する認識が変わってくることになるでしょう。



 ついでに気まぐれ予想を。 第48回 阪神牝馬ステークス 

 【競馬道GT4】で独自の予想理論を作る際は、
 基本的に、馬券投資にも応用できるよう、なるべく『安定した出現率および回収率』を満たす理論をつくるように試行錯誤しています。

 以下の【タイム&ブック】と名づけた理論では、馬券投資の基本データとして採用している「競馬道予想オッズ」にタイム(スピード)の項目だけをプラスする形で作成しています。
 これは、ピンポイント予想(=気まぐれ予想)でもそこそこ的中するとは思いますが、馬券投資的購入スタイルでより威力を発揮できそうです。
 今後さらに検証していこうと思っているところです。

 ラインクラフトの数値はずば抜けていますね。
 馬券は、馬番2を軸に。5・3・4・10へ流します。馬連4点。
 以上。

(レース結果:1着アドマイヤグルーブ 2着マイネサマンサ 3着レクレドール)

 
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