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2006年
No.152
9/17
− 馬券投資と展開指数ハリケーン リポート・2 −

 ★1年ぶりに「競馬道」が新しくなります!

来週29日(金)に発売されるのは【GT5】。
今回はパッケージ版(店頭発売)なしでダウンロード版のみになる模様。
音楽もCD盤購入ではなく、ダウンロードが主流になりつつある流れからすれば、無意味な【箱】など必要ないのかもしれません。
購入する側からすれば、少しでも安価になればそれに越したことはありません。

 さて、競馬道はバージョンアップにしたがって今後どう変わっていくのでしょうか。
そこが気になるところですが・・・。

 実は、今春、競馬道「GT4」に追加された『外部指数読込み機能』
この機能の追加が、「競馬道」シリーズの行方(方向性)を決定付けたとみます。

まったく違った予想ソフトのデータ(指数)を簡単に組合わせることができる。
しかもその結果を即座に検証することが可能。
予想から検証までを【競馬道】というプラットフォームを軸に展開させていく。
 
単なる競馬のデータベース系予想ソフトというカテゴリーを超え、
個性ある独立した予想ソフト(=外部指数出力に対応した)を『統括』するソフトになったということです。
※現在「個性ある独立した予想ソフト」は次の5つ。
 タイムフィルターリーチ
 スピードアナライザーforデラックス
 ファイナルチャンス
 展開指数ハリケーン
 血統ポートフォリオ
しかし、ここまでは、「競馬道GT4」で対応できたことです。

では、新たに加わった新戦力は?
戦力1 予想理論のデータベース化 競馬道の核となるオリジナル予想理論作成機能のシェイプアップ
戦力2 PHOTOパドック連動 競馬道OnLine・競馬ブックコーナー内のPHOTOパドック写真や解説とのリンク
戦力3 買い目オプション設定 これまで非搭載だった「3連単マルチ」や「3連複軸1頭ながし」設定がようやく・・!
そして、
戦力4
予想理論項目
【レイティング】データ追加
予想理論項目に
ついに、・・・ようやく、
【レイティング】データが使用可能になりました!

 私が現在使用しているデータ(指数)は、
競馬道予想オッズ(=競馬ブック提供)
Speed Analyzer for KOL Deluxe(=SA指数)
展開指数ハリケーン(=展開指数)
これにたまに「ニッカンコンピ指数」を併用していましたが・・・、

いよいよ待ちに待った最後の大物が加わることになりそうです。
それが、【レイティング】データ(=競馬ブック提供)です。

予想競馬派の方も馬券投資派の方も、楽しみ方、使い方色々ですが、過去のレイティングデータを保存できるということから、特に馬券投資派の私など、データ検証という観点から、大いに活用することになりそうです。
今から待ち遠しいですね。

また検証結果などは、このコラム欄にて随時公開していきたいと思っています。
お楽しみに・・・!

競馬予想ソフトに関連して・・・
1本800,000円以上もする高額な競馬予想ソフトというものがあります。
その中のひとつである競馬投資予想ソフト?なるものがありますが、そこのHPで紹介されているそのソフトの機能・特徴は、すべて競馬道GTシリーズでできることでした。
また予想の核となる分析手法は、競馬道はもちろん、フリーソフトでも対応できそうなものでしたが・・・、どんなものでしょう。
他に何か物凄い武器が隠されているのであれば別ですが、そうじゃなければとても80万円という大金を払う気はおきませんね。だって、競馬道GT5が80本分ですからね・・・・。


 
 さて、8月から当コラムで新指数系競馬予想ソフト「展開指数ハリケーンのリポートを掲載してきましたが、このソフトも当然「馬券投資」の観点から、使えるソフト(=データ)なのかどうかを検証してみなければなりません。

 ということで、検証してみました。

その前に、またまた簡単なおさらいを。
馬券投資」と「競馬予想」の違い。
それは・・・・、
予想は、【1レース単位】。 投資は、【期間単位】

 「展開指数」検証結果


検証結果は−予想通り−でした。

的中率は、JRAオッズ人気やニッカンコンピ指数と同等の精度を誇る「競馬道予想オッズ人気」よりも劣る。
しかし、回収率・最大配当では、上回る数値が出る。
そう、予想していました・・・、

スピード系指数の順位は、どちらかというとオッズ人気に近い本命よりの指数といえますが、【展開指数】はスピードとは関係なく、展開を有利に運ぶことができ、かつ結果を出している馬を探し出すことができますから、人気の盲点=穴を的中させるのですね。馬連での10万馬券などは、【展開指数】ならではの配当です。

ただし、「馬券投資」として活用するには、的中率と回収率のバランスを重視しなければなりません。
的中率の低さは、投資金の増大というリスクを生み出してしまうからです。

  そこで、「競馬道」というソフトが必要になってくるわけです。
オリジナル予想理論作成機能を使ってみます。

検証結果は−予想以上−でした。



ある程度の的中率を維持しながら高回収率を狙う!
ならば、【競馬道予想オッズ理論+展開指数】という組合わせは今後の大きな武器となるようです。

「馬券投資」においては、データが多いに越したことはない。
今後も、さらに多くの個性ある予想ソフトが登場し、実戦で"使える"データが増えてくることを期待しています。

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