馬券生活を
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馬券投資
セミナー
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−予想競馬しか知らない方へ−
■ 投資競馬の要素
1.「勝ち馬」、「連対馬」を馬自体の強さ、速さ=「能力」から判断予想するのではなく、ある決まり事によって予想していく。
2.各レースをピンポイントで的中させるために馬の能力比較をする必要はない。
3.なるべく客観的データを使用する。(厩舎情報や調教師コメント、展開予想等は使用不能)
4.1レース、1レースの勝ち負け、レース内容にこだわらない。1レース、2レース不的中は当たり前のこと。初めからその不的中を盛り込んだ予想法(システム)。
5.数レースのトータルとして利益がでるようなシステム。
■ コメント
「1」「2」のように各馬の能力比較により「勝ち馬」を予想するスタンスが従来の予想競馬です。
「3」の客観的データとは・・・JRAオッズによる「人気」の採用が一般的。
「人気」は馬券に参加する全ての人々の予想の結晶であります。
各「人気」の統計数値は、毎年ほぼ一定の数値を刻んでいることがわかっています。
「単勝2番人気馬」の勝率が「単勝1番人気馬」の勝率を上回ったことはありません。そして今後も過去同様の数値を残していくだろう事が想定されます。
★当サイトでは・・・JRAオッズ「人気」のデメリット(負の要素)克服に向け、JRAオッズ「人気」データ以外に「日刊コンピ指数データ」も採用しております。
※予想競馬で採用するデータには、各馬の勝率、連対率、走破タイム、前走着順、着差、上がりタイム、血統、他様々なデータが氾濫しています。
「4」「5」.たとえGTレースであろうと、投資対象レースでなければ参加せず。
資金配分に関して・・・基本は、利益がでるまでレースを消化していくことになりますが、当然そうなると行き当たりばったりの資金配分では勝てません。
「均等買い」「追い上げ(増額資金配分)」等、やり方はいろいろありますが、より計画的な資金配分が必要となります。
参考:マネーマネジメント
投資競馬−基本的な考え方−
■ なぜ投資競馬なのか・・・。
みなさんは、スポーツ紙や夕刊紙・競馬専門紙等で活躍されている予想家の方々(TM含む)の年間回収率をご存じでしょうか。いわゆる競馬予想のプロであり、入手できる情報量も私たちとは比べようもありません。しかし、100%を超える回収率を叩き出せているのはごくわずかな数なのです。(私の持っている資料では、1年間限定で105人中12人。全体の約11%、さらに50%以下が19人もいました)
ここから想像できることとは、私たちアマチュア予想家の末路ではないでしょうか。
もちろん、一般の方々の中にも年間を通して勝っている方は存在するでしょうが、それもプロの方々同様の予想レース数をこなせば(大数の法則)、結果は変わってくると思います。
さて、では次に、みなさんは、何も考えずに毎週決まった馬券を買い続けた場合の回収率がどのくらいになるのか考えたことがあるでしょうか。
例えば・・・、
※2001〜02年の2年間、ひたすら「単勝6番人気馬」を買い続けたとします。
1点100円均等計算で、総投資金は248,700円です。
結果、的中数141。総回収金は224,970円。回収率90.5%です。
ちなみに他の単勝馬券の数字も掲載しておきます。
単勝人気 |
総回収金 |
回収率 |
1番人気 |
¥184,300 |
74.1% |
2番人気 |
¥189,790 |
76.3% |
3番人気 |
¥198,970 |
80.0% |
4番人気 |
¥218,230 |
87.7% |
5番人気 |
¥211,990 |
85.2% |
もちろんどの馬券であれ、100%を超えることはありません。控除率(20〜25%)の壁があるからです。ただそれにしても、何も考えずただ機械的に購入しても(しかも厳選予想ではなく、相当数のレース数をこなしての結果)上記の回収率が得られるという事実。
これをどう考えるかです。
実際はこんな単純な方法ではないのですが、“そんな買い方ではつまらない” “馬柱を見て、じっくり馬の能力比較をしたい”と考えれば、投資競馬を継続していくことは困難かもしれません。
しかし、いつも競馬で負け続けている方、PATの銀行預金がすぐに底をついてしまう方にとっては上記回収率の事実を検討してみるのも良いのではないでしょうか。
その前に、まずは自身の年間回収率を計算してみることが第一歩かもしれませんが・・・。
また、投資競馬における機械的購入もその実践法は一つではなく、様々なアプローチがあるということ、(ブロック式 とかテクニカル馬券分析などもその一つです)
そのアプローチの仕方を考える作業は、勝ち馬予想に劣らず、おもしろくやりがいがあるものです。
投資競馬の出発点=それは、何も考えなくても“単なる1点予想”で70〜90%の回収率が得られる、という事実です。(下手な予想、買い方では回収率はそれ以下でしょう。)
そして次の段階、それをいかに100%以上にもっていくのか!
★究極的には大数の法則との戦いなのですが・・・。
これが投資競馬の醍醐味なのです。
以上。
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