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 予選3回戦

 さて、予選3回戦のスタートです。
このスタートラインについた方々は、競馬に対する自分なりの戦略(スタンス)をお持ちであるわけです。

しかし、どうしても勝つことができない方々でもあります。
試行錯誤を続けている状態ということです。
こういう私も以前はそうでしたし、ある面では今でも試行錯誤の途中であります。
つまり戦略に関しては「ブロック式馬券術」という自分なりの確固たるやり方を手に入れましたが、まだまだ完璧ではないということです。

なぜ“儲け続けることができないのか・・・

その答えを出すには、残念ながら、あなたの馬券戦略を疑ってみることから始めねばなりません。


   


ここは数多くある馬券戦略を否定する場ではありませんが、儲けられないという事実がある以上、その場で立ち止まって自分のやり方を見直す作業が必要でしょう。

 大雑把かもしれませんが、馬券戦略を2つのグループに分けてみたいと思います。

究極的には”完全なる的中”を目指すための戦略。基本は1レース1レースが勝負。
負けることを前提に、トータルとして勝つことを目指そうとする戦略。1レースでの勝ち負けはさほど重要ではない。

 ◆実際は、この2つが対立するわけではありません。
完全なる的中を目指す方法で、パーフェクトまたはそれに近い的中が得られれば、必然とトータルでの勝ちが転がり込んできます。また、負けることを前提に・・・といっても、1つも勝てなければトータルでプラスになることなどあり得ないわけです。


        

●究極的には”完全なる的中を目指すための戦略”にハマった場合
自分なりのセオリーを元にレースを組み立て勝ち馬を導き出す、いわゆるオーソドックスな馬券戦術
・スピード指数、レイティング、コンピ指数等を使って各レースの勝ち馬を予想していくという戦術。

これらは1レース1レースをピンポイントで当てにいくという戦略です。
この戦略の問題点は、「的中」自体が目標になってしまう、ということです。簡単にいえば、とにかく“当てたい”のです。−利益よりも的中−(本人は否定するかもしれませんが)
例えば、1着になりそうな馬が2頭いる(指数上位の馬が2頭)、2着に突っ込んできそうな馬は3頭いる(指数上位とそれほどかけ離れていない馬が3頭)。この場合、どのような馬券を買ったらよいのか。
的中を重視すれば5頭のボックス買いでしょうか。その場合の賭け金は、均等買いかそれとも資金配分するのか。
1レースごとにそのように悩み、ある時は買い目をけずったり、資金配分しながらいくわけです。各レース的中することが前提ですから、負けた時のマイナス分をどうするのか、の答えは“次レース的中させる”しかありません。
最終的に、今日はいくつ的中したかが問題となり、たとえマイナス収支であっても次週的中数を上げれば勝てると考えます。
はじめにも言ったとおり相当な的中数があればトータルでも勝てますが、それがなかなかできないから悩んでしまうのです。

hapter2でも述べたとおり、(たとえ1つの戦術を持っていたとしても)その戦術での買い方がいつもバラバラでは、やっぱりダメなのではないでしょうか。
☆全部のレースを当てようと思えば(本気でそんなことを思っていないにしても)、当然、買い目も点数も毎レース変えたくなってしまうのです。なぜって、競馬には1つとして同じレースは存在しないからです。


★負けることを前提に、”トータルとして勝つことを目指そうとする戦略”にハマった場合
・大穴狙い、万馬券狙いというのは(本人に自覚がなくても)この戦略になります。
・“出目”勝負もこれに入るでしょう。
・いわゆる”マネーマネジメントマネーマネジメントへ”を使った投資(利殖)競馬も当然こちらです。

大穴狙い、万馬券狙いは「勝ち馬」を見つけるという点では、先の”的中を目指す”戦略なのですが、本人は堅そうなレースと考えていてもあえて人気薄の馬を選んでオッズの高い馬券を買うわけです。2レースや3レース、ハズしたからといって気にとめません。つまり1レース1レースでは負けることを前提にしています。そしてどこかで高配当を当てて一発逆転勝ちを狙いトータルで勝てばOKという考え方なのです。

この戦略の問題点は、1つです。それは「いかに(頻繁に)的中させるか」ということです。的中すれば勝てるということがわかっていても、穴狙いではそうそう当たるものではありません。
マネーマネジメントを使った戦術の場合も基本は馬券の1点買いですから、なかなか頻繁に的中させることは難しい。さらに、負けたら次に賭け金を増やしていくという方法だと、的中する前に資金が底をつくことだってあり得ます。
また、複勝馬券を狙えば簡単に的中しそうですが、オッズが低いという難点がありますし、それなりのオッズを複勝で狙えば今度はそう簡単に当たりません。

                      
それでは一体どうしたらよいのか。

答えは「バランス」です。
2つに分けた馬券戦略をバランスよくミックスさせるしか方法はありません。
儲けている方は意識的にしろ無意識にしろ、高度な次元でミックスさせているはずです。
どのようにミックスさせるのかは、人それぞれの方法があり、これしかない!といったものではありません。

                       
  −それでも儲けることができないのはなぜでしょうか− Chapter 3の結論

★自分がどのようなポリシーで馬券を買っているのかを考えてみましょう。
馬券を買う際、2つのパターンのどちらかに大きくかたよってはいませんか。かたよっているかもしれないと感じたなら、それを修正する事が必要ではないでしょうか。


基本は「的中させること」です。 
ただし、自分が馬券を買うすべてのレースを的中させる必要はありません。
次に「トータルで勝つこと」を考えましょう。

「トータル」とは・・・まず1開催、次に2ヶ月(または3ヶ月)、半年、1年、2年・・・ということです。もちろん終点はありません。
「トータル」で勝つには・・・馬券の種類から始まり、馬券の購入点数、それから当然、資金配分を考えることになります。
それから・・・

以下は「Chapter4」で考えていこうと思います。
「Chapter4」
へ進む前に、すでにあなたなりの戦略が、バランスの上に成り立っているのであれば、今のまま検証を続けてみて下さい。ゴールは近いかもしれません。

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