馬券の種類(フルゲート18頭出馬の場合)
△(出走頭数15頭の場合) |
馬券 |
単純
的中確率 |
長所と短所 |
複勝 |
3/18
△(3/15) |
コロガシなどの戦術もあるとおり1番当てやすい馬券。ただし、オッズが低い、オッズに幅があり読みづらいなどの難問あり。
ブロック式に関していうなら、データの収集に1レースにつき3点の当たり馬券がある煩わしさと、買う際のオッズがわかりずらい等で落選。 |
単勝 |
1/18
△(1/15) |
“馬”を応援している人が買う馬券だと思っている人が多いみたいだが、実は投資競馬では単勝こそがメイン馬券である。
その訳は、データ収集のしやすさと、的中確率、それに上位人気の安定した出現率にある。
問題はオッズ。それでも致命的な問題ではない。
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枠連 |
1/36
△(1/36) |
単純な的中確率は1/36。しかし出現率でいえば1〜3番人気の枠連馬券は全体の4割以上を占めてしまう。データ収集も簡単。
当然馬連に比べオッズが低く、自分が狙った穴馬の同枠に本命馬などいようものなら枠連を買う気はおきないだろう。
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ワイド |
3/153
=1/51
△(3/105)
=1/35 |
簡単に当たりそうだと思ったら、これが意外と当たらない。それは当然だ。単純的中確率を見てほしい。枠連より当てづらいのである(出走頭数が16頭以上の場合)。枠連をビシバシ当てることが出来ずにワイドで当たるわけがない。
(※ワイドの的中確率に関しては出走頭数を念頭に入れる必要がある。15頭以下なら的中確率から枠連よりも当てやすいということになる)
ブロック式に関していうなら、複勝同様買う際のオッズのわかりずらさが残るもののデータの収集に関しては「オッズ人気」以外のデータ採用により、今後活用可能な馬券となりそうだ。
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馬連 |
1/153
△(1/105) |
さて、もうこれがグローバルスタンダード(日本だけ)のようになってしまった馬連馬券。オッズ的には魅力的なのはいうまでもないが、1/153というのが現実の世界。いや、そのうちの半分はどうせ来ないから関係ないよ、と思ってしまうが、それなら単勝や枠連ならもっと簡単だということになる。
1/153の現実をあなどってはいけない。
一発逆転の魅力を秘めながら、凡人のサイフからは確実に銭を抜いているに違いないだろう。 (2002年上半期まで)
馬単・3連複導入によって何か簡単に当てられそうな気になってしまうのが恐いところ。
ブロック式ではワイド馬券同様、「オッズ人気」以外のデータ採用により、今後活用可能な馬券となりそうです。
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馬単 |
1/306
△(1/210) |
2002年7月13日、馬単・3連複が全国発売スタートとなった。多くの馬券ファンが待ち望んでいたということだ。いろんな予想が楽しめるという点でこれは確かに喜ばしいことなのでしょう。が、現実の数字(的中確率)を見ていただきたい。“そんなこと言われなくたって分かってるよ”とお叱りを受けそうだが、実際はこの確率との戦いであるということを忘れてはならないのだと思う。
ブロック式採用馬券としては落選。
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3連複 |
1/816
△(1/455) |
馬単同様に、とんでもない的中確率である。これ(この馬券)のみでは到底控除率の壁を破ることは不可能だと思われます。もちろん高額配当金額は魅力ではありますが、何回に1回、いや、何十、何百に1回的中させられるかが問題なのです。
これもブロック式採用馬券としては落選。致し方なし。
ただし、データ収集は継続していますのでどこかで日の目を見ることになるかも・・・。 |
◆すべての馬券にいえることですが、chapter1で確認したように、馬券を娯楽・楽しみ・ストレス発散で買っている方なら、どんな種類の馬券を買ってもノープロブレムだと思います。それは宝くじに似て、的中したときの(当たらなくても仕方ない)喜びが得られればいいのです。土・日の楽しみであり、人それぞれの競馬に対する接し方というわけです。
★ただし、本当に儲けたいのなら・・・。 |