馬券本種類 |
ハマリ度 |
実戦度 |
−私的代表馬券本− |
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基本系 |
★★★ |
☆ |
コメント |
◎競馬新聞の見方からクラス替え、休明け馬の取捨選択や騎手のことなど基本的なこと(いわゆるセオリーというやつ)を教えていただきました。
トータルで考えれば、馬券の取捨選択には自分なりの基本を持ち、それを守ることが大事になると思われます。そうは言っても、実戦度が☆1つなのは、このスタイルで勝ち続けることが困難だと思うからです。プロである競馬専門誌の記者たちの回収率を見れば、それは明らかではないでしょうか。

■高橋研の最強の馬券術(高橋研著)芸文社■
≪レイティングを作る男、高橋研氏が書いた馬券常識本。”競馬はキチンとしたセオリーを元に取り組み、マジメに金銭管理を行っていけば10戦10勝とまではいかなくても、長いスパンでみれば必ず儲かる”と書かれている。はたして、どうか。レイティングを作るほど馬に精通している氏ならともかく、私たちが控除率25%の壁を突き破るだけのセオリーをものに出来るかが勝負となる。
■競馬 天才になるヒント−勝負馬券で負けない65の方法−(里中李生)アールズ出版■
《16年間で15回の黒字収支という著者が書いた。自分の馬券の買い方に悩んだ時にはこの本をどうぞ。馬券のセオリーと言うよりは、馬券を買う人間心理にメスを入れている》
■競馬データこれが欲しかった 改訂新版(一戸秀樹著)祥伝社■
《レースの基本データ満載、やや古くなった感はあるが、まだまだ使える。ある意味、このデータの数々がセオリーといえるのかもしれない。》
◆痛快!みるみる当たる「組み立て式」予想!!(木島修司著)東邦出版◆ 《本書は01年8月以降に出た馬券本の中では非常にオーソドックスなセオリー馬券本といえるのではないでしょうか。セオリーを1つ1つ組み立てていくという発想が新しい》
◆頭がいい人、悪い人の競馬新聞の見方 奥田 隆一郎 (著)
他人は、競馬新聞をどう読み、どう予想に活用しているのだろうか・・・?
直結指数でおなじみの著者の競馬新聞活用術。
「近走成績」ではなく、いつ・どこで連対したのかという「連対実績」から激走馬を的確に見抜くというもの。 やっぱり近走着順が気になってしまうが・・・。
◆ アメリカ競馬戦略9つの頂点 9人の全米トップ評論家による驚異の競馬最新理論
「全米競馬界最高の叡智が結集、独自の理論を全公開!
20世紀の馬券戦術の9人のリーダーたちが、各々の専門分野について新たな解釈をなし、現在および将来予測されるレースについて、専門知識を披露する。
◆ 馬券にすぐ効く競馬 魔法の言葉 松田 一良 (著
昔から競馬ほど、その手のセオリー(格言・語録)が豊富にあるジャンルもないのでは・・・。
例えば・・、⇒ 待望の芝替わりに素質馬あり
⇒ 前走G1好走馬がオープン特別に出てきたら消し
⇒ 前走1番人気惨敗馬は買い
⇒ 人気薄の逃げ馬を狙え
⇒ 少頭数の追い込み馬を狙え
⇒ ダービー馬はダービー馬から
⇒ 夏は牝馬 ・・・・ などなど

競馬本の世界でもサンデーサイレンスは一つのジャンルとなった!
◆サンデーサイレンス大全―重賞連対産駒完全リスト 別冊宝島 1990年の輸入決定から2006年まで、日本の競馬を変えた産駒の活躍をトピックで振り返る「SSスポーツ」をオールカラーで収録。その他、多数のデータやレポートなどで、サンデーサイレンスのすべてを読み解く!
フジキセキもダンスインザダークもスペシャルウィークもアグネスタキオンもデュランダルもゼンノロブロイも、 そしてディープも、みんなサンデーの子供だった!
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血統系 |
★ |
☆ |
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残念ながら、血統には関心が薄く、これといった本を読んでいません。あまりの奥の深さと、それがいかに馬券に結びつくのかが定かではないため、いまだ手つかずのままです。
よい書籍があれば教えてもらいたいくらいです。

■金満血統馬券王国(田端 到共著他)アスキー■
■血統クラシックロード(久米裕著)東洋書林など、数冊。おすすめできるのかどうかわかりません。
ごめんなさい。
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出目系 |
★ |
☆ |
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出目で勝負するというのは確率と勝負するということです。信用に足るデータが残念ながら見あたりませんでした。

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サイン系 |
★ |
△ |
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私の想像力不足か、実戦で使用するには難しすぎます。しかし何冊かは買って読みました。おすすめ本は特にありません。
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JRA
陰謀説系 |
★★ |
☆ |
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以前はこの手の話しが結構好きでハマっていた時期がありました。
ただし問題は、この馬券術?をもとにして、いかに馬券を買ったらよいのかがわからないということに尽きます。わかったと自分で思ったつもりでも、それを確認する術はありませんから、当たらなければそれまでです。
−信じるか、信じないか−。
ある意味では、ひと味違った競馬(JRA)の世界を見ることが出来るといえるのかも・・。

■JRAを丸裸にする馬券レポート(片岡勁太)メタモル出版■
《この片岡氏の競馬(JRA競馬システム?)理論は馬券本というよりも何か推理小説を読んでいるかのような謎解きのおもしろさがあります。片岡氏の本は多数あり》
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ポイント系 |
★★★ |
☆☆ |
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私が分類する「ポイント系」とは・・・各馬の「強さ」を数値(ポイント)化して勝ち馬を比較検討する。その際、数値化するために必要なデータは競馬新聞(またはスポーツ紙)の競馬欄に載っている馬柱だけ、あとは電卓があれば誰でも1レース数分〜数十分あれば数値化できるというのが条件となります。
この”電卓があれば、1レース数分”というところが最近のスピード指数やコンピューター指数と違うところ。
競馬の必勝法を編み出したいと考える必勝法大好き人間なら一度は挑戦したことがあるのではないでしょうか。実際、ポイントを作り出すためのデータは馬柱の到るところに落ちています。
例を挙げてみましょう。
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馬齢・性別・出走頭数・クラス・ハンデ・休み明け・前走着順
前走人気・着差・出走距離・4コーナー通過順・騎手・厩舎
◎△×などの予想印etc。
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これらのデータをいかに数値化し、組み合わせるかが腕の見せ所となるわけです。
さて、これらの馬券本ですが、結構的中します。やはり1冊の本として発表するわけですから、当然検証もするでしょうし、ある程度の実績がなければ本になどならないのです。
大穴狙いの馬券術の場合は数十レースの例を示せば十分です。なぜかというと、たいていの人は年間に1レースですら万券など取れないからです。
1つのやり方で1年に万券が数十本取れたら、それはそれでスゴイことなのではないでしょうか。もちろん、そのやり方で年間収支をプラスに出来るのかどうかは、まったく別問題ですけれど。
★あるデータを1つの法則に沿って数値化し、それを使って永遠に勝ち続けること、これが「競馬必勝本」究極のテーマなのです。(無茶言うなって・・・)★

■【宮崎式】ボックス馬券Aバージョン必勝法(宮崎英人)KKベストブック■
≪基本は競馬ブックの本紙印と独自算出の能力ポイントからなる。4頭のボックス6点買い。スゴイのは、重賞レース限定ながら99.10時点までの約2年8ヶ月連続プラス計上していること≫
■1000円が1億円になる新ダイヤモンド馬券術(秋山忠夫)アールズ出版■
≪最小の資金で大きく儲かる!といったら大穴馬券狙いだ。普通の人が普通に予想したら、なかなか万券など取れない。それでも一度は取ってみたい!というあなたに。≫
他多数あり。
■たった130円のスポーツ新聞で馬券を思い通りに当てる本(藤岡康隆)東邦出版■
宣伝文句《時間も経費も節減できる「専門紙点検予想」で勝て!ニッカンでもスポニチでもサンスポでも報知でもOK》
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■ちなみに「専門紙点検予想」とは?
みなさんもご存じの通り左記の表は、競馬専門紙10紙の予想印を集計したものです。そしてこの表は“ニッカンでもスポニチでもサンスポでも報知でも”掲載されています。
つまりこの専門紙人気度チェックを使って独自予想を組み立てようというのが、この馬券本の柱となっております。
過去にもこの手法は存在したと思いますが、果たしてその実力は?
◆なぜこの馬券本を取り上げたのかというと、実は私もこの「専門紙人気度チェック」には目を付けていて、“こいつを利用して何とか的中馬券にありつけないだろうか・・・”とひそかに策を練っていたからであります。しかし残念ながら、これといった策も思い浮かぶことなく、いつのまにか忘れていたときに、この馬券本に出会ってしまったわけです。 |
さて、この「専門紙人気度」をどのようにポイント化しているのかは、ここではあえて書きませんが、著者が「予想に時間がかからないこと」を基本にしているだけあって、1レース数分で買い目が出せてしまいます。本書はまさにポイント系馬券本の基本であります。ただし勝敗は、これを使う側が“いかに応用するかにかかっている”としておきます。
■無印馬激走計画(鞍田カズオ著)アールズ出版■
《予想印が全くつかない「無印馬」の中から、激走馬をあぶり出せ。必要なデータは前2走の成績のみで、3分で予想可能。誰がやっても同じ買い目が出る。3連複、馬単、馬連、ワイド、単複、すべての馬券に徹底対応。
用意するものはスポーツ新聞のみで、1点100円で高額配当を狙い撃つ、大穴馬券実践術。》
ここにまた新たなポイント系馬券本が登場しました。
スポーツ新聞予想欄の「無印馬」のみに焦点を絞ったところがいい。
宣伝文句にある“誰がやっても同じ買い目が出る”というところは、どちらかと言えば“誰がやっても同じポイントが出る”としたい(微妙に違う)。
誰がやっても同じポイントが出る(これは当たり前か)。もちろんすべて穴馬ばかりをチョイスです。
あとはどのように買うかがまさにポイントで、複勝でいくのか、3連複にかませるのか、馬連、ワイドで買うのかは、当然こちら側次第。(それに関する指南ももちろん書いてあります。)
「穴馬」というのはいざ探そうと思ってもそう簡単に見つけられるものではありません。本命馬と違って1レースに3〜8頭はいますから。そこでこのポイントの出番というわけです。
闇雲に「穴狙い」をするくらいなら、まずはこのポイントを指標にレースを観察するというのが結構いけるかもしれません。
もちろんそのポイントの特徴をつかみ自分自身の馬券術とするためです。
※ポイント系馬券術(他でもそうですが・・)の必勝法は、いかにそのポイントの特徴を知り活用するかにかかっていますから。
その意味でこの馬券本は活用のし甲斐があるポイント系馬券術だと思います。
※著者の鞍田カズオ氏はHPも公開中。「単複勝負」
当ホームページからもリンクさせていただいております。

◆ここを見よ!競馬エイト必勝理論 (小原清治著)東邦出版◆
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競馬専門紙『競馬エイト』の調教欄で、白抜き数字で記されている推奨馬(=調教特注馬)に着眼し、『競馬エイト』の活用方法を紹介した競馬予想指南書。 必要なのは、『競馬エイト』紙上の、「調教特注馬」「トラックマンの印」「厩舎印」だけ。
軸馬選定に掛かる時間は、1レース1分もあればOK。トラックマン別の狙い目など予想に用いるデータはすべてそろっているので、予想がスムースに進められる。
関東版・関西版の両方に対応。 |
※競馬専門紙を使用した[予想法]は結構売れているようです。
その中でも、競馬ブックと競馬エイトの人気が高いのですが、久しぶりにエイトを使った予想法が上記本。著者の小原氏は、その方面の馬券本を得意にしています。
競馬エイト愛好者は、一読の価値あり!?
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オッズ系 |
★★ |
☆ |
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オッズといえば私の頭に真っ先に浮かぶのは、真光寺 豪氏でありましょうか。
最近では■オッズ・カイリ確勝馬券の法則」(アリアドネ企画)■や■「時系列分析スーパー馬券術」(ブックマン社)■などが出されています。かなり古くからこの分野で活躍されています。そのデータの豊富さと、緻密な分析は他の追随を許さぬ、といった感さえあります。しかしながら、その緻密さについていけるのかどうかがカギとなりそうです。
またデータ重視派とは別に、根強く信じられているのが、異常投票見破り派でしょう。
すでに何度か登場していただいた秋山忠夫氏の著作に代表されるものです。この馬券術、実は検証泣かせで、午前中に一旦オッズを取り出しておく必要があるので、うっかり取り忘れてしまうと後で検証できないというわけなのです。
私も何かしらの異常投票というのはあるだろうと思います。
ただそのレースを特定するだけのデータも根拠も残念ながら持ち合わせてはいません。一度チャレンジしたことがありますが、あまりにオッズとにらめっこでしたので(利殖競馬にも似たような局面が確かにありますが・・、その比ではないですから)疲れてしまいました。
★オッズとは最終的に私たちの予想や期待・欲望などすべてを集約した数字ですので、このオッズ系馬券本、これからも目が離せません。
オッズ系に興味のある方は、先ほど登場していただいた【真光寺 豪】氏の著作をどれでもよいので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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スピード
指数 |
★★★ |
☆ |
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90年代前半、競馬ブーム突入と同時に頭角を現した?スピード指数および時計理論。
現在の一家に1台のパソコン時代からすると、このスピード系は来るべくしてきた理論ではありますが、当時、これにどっぷりはまってしまった私は、それはもう悪戦苦闘の日々でありました。
パソコンはあってもデータ(走破タイム)の入力はもちろん一頭一頭手入力。しかも前5走。各レース出走馬全部のタイムが出そろうのに費やした時間は30〜50分くらい。それから予想に入るわけですが、とにかく各馬のタイムが気になってしょうがない(当たり前だ)。つまり、前5走平均してそこそこで走る馬もいれば、あるレースだけめちゃめちゃ速いタイムを叩き出している奴もいる。さて、どうしたものかとしばらく悩み、そこでまた40〜60分。
結局色々な買い方を試してみました。
1.とにかく1番はやい時計を持った馬+最近よいタイムで走った馬3〜4頭
2.前3走に絞り、その中からはやいタイムを出した馬、上位順に4頭〜5頭
3.前3走目から確実にはやくなっている馬(調子が上がってきている)4〜5頭 など・・ |
●もちろん費やした時間分、見返りがあれば、“努力すれば報われる”で、タイムに対するモチベーションを持ち続けることができたかもしれません。
しかし、一番はじめに紹介した“基本系”予想と収支の上でそれほど差がないという結果に、自然と私の予想はスピード系から離れていったのです。
●スピード指数・時計理論に関しては、ここで私がいうまでもなく、様々な問題点を抱えています。(ただし、データ入力に関してはJRA−VAN等のサービスや自動計算ソフトが多数出回っているので個人で払う労力は相当減ったことは間違いない)
●もちろんメリットもあります。
・それまでイメージでしか把握できなかった各馬の強さ(速さ)を「数字」で表し、比較検討できる。
(強いといわれている馬は、本当に“はやい”のか?人気のない馬はやっぱり“おそい”のか)
・人気の盲点になっている馬(穴馬)の発見、そして徐々に調子をあげている(タイムにおいて)馬の発見に役立つ。
×いつでも「速い馬が勝つ」わけではないことは確かでしょうし、他の無数に存在する要素を考慮に入れないと意味がないという話しもその通りだと思います。が、決してこのスピード指数系がなくなることもないでしょう。
★このスピード系は、予想する側の人間が、不確かな競馬レースという世界に、数字(スピード指数)という確かな世界を作り出したいという願望から生み出されたものだからです。

■競馬驚くべき秘密の法則(石川 ワタル著)ベストブック■《発行年月は1991.10ですから、あれからもう10年経ってしまいました。本のタイトルからだと、JRA陰謀説系かと思わせられますが、正真正銘、時計理論本です。著者の石川氏の事は今ではみなさんよくご存じでしょうが、非常に説得力のある論を展開していく方であります。いわく、「競馬とは、いちばん速い馬が勝つということ。この単純な事実を忘れたら、馬券は当たらない。競馬はもっと科学的なものであり、データを頭に入れて推論を積み重ねるものだ」 どうですか、思わずうなってしまいます。私はまずこれにはまったわけですね。
石川氏はその後も数冊出版されています。競馬場別・ゲート別と、さらにその理論に磨きをかけていらっしゃる様子です》
■西田式スピード指数 万馬券を獲る!驚異のタイム解析法 (西田 和彦著)ベストセラーズ■
《次に出たのが、あの西田式です。スピード指数の決定版登場は、石川式時計理論より遅れること約1年。
その後はパソコン用ソフト■スーパーパドックEXPERT
西田式スピード指数計算&競馬データベースソフト:毎日コミュニケーションズ■などで毎年西田式スピード指数愛好者を増やしている模様です》
■勝ち馬を探せ!(アンドリュー・ベイヤー)メタモル出版■まったく馬券本っぽくないところが新鮮でした。
注・〈競馬予想において、私がタイム指数系にはまることは、多分、二度とないでしょう。参考にすることはある?かもしれませんが〉
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コンピ指数 |
★★ |
☆☆ |
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競馬必勝本の世界では、過去から現在に至るまで、様々な「〜指数」と呼ばれるものが生まれてきました。
その多くが時とともに風化していく中で、現在指数の頂点に君臨するのは、このページでも独立した項目として扱っている「スピード指数」でありましょう(多分)。
「馬柱」前5走の上に書き足した数字(スピード指数)または予想ソフトで馬名の横に記された数字を眺めながら勝ち馬を推理するのはなかなか知的ゲーム風でハマりやすい、と思います。スピード指数に関する私の考えは上に書いてありますので省略しますが、どうやら勝ち馬予想においてスピード(タイム)は今ではなくてはならないものに成長したようです。
では、次に多くの馬券狂から支持されその指数を用いて必勝法が研究されているものはといえば「〜指数」になるのでしょうか。
「展開指数」でしょうか、それとも「SD指数」「翔馬指数」「馬力指数」「直結指数」「未来馬券指数」「人気指数」でしょうか。
これも“多分”という注釈がついてしまいますが、私が見てきた限りにおいて多くの馬券本で利用され信用されている指数は日刊スポーツ紙(土・日)に毎週掲載されている「コンピ指数」だと思います。
(日刊コンピ指数についてはこちらを参照してください。 ウルトラ!ニッカンスポーツ・コム )
日刊「コンピ指数」をベースに作り出された馬券必勝法。
実はスピード指数よりその歴史は古いかもしれません。日刊スポーツに「コンピ指数」が登場したのが1975年だと聞きますが、最初?にこの「コンピ指数」を活用した馬券本は87年に出版された■馬券の軸をビタリ決める法(駒場孝雄著)■だという話ですから、80年代にはもう登場していたわけですね・・・。私は残念ながらその単行本知らなかったのですが・・・。その後このコンピを活用した馬券本、多くの競馬雑誌に取り上げられ話題になった(私も購入した)馬券本が数多く出版されました。

■新発明!馬連予想の成功理論 メガトンチップ(松雪猛広)KKベストセラーズ■1994.5
■飯田式スーパーコンピ馬券術 ハイパーナビゲーション(飯田雅夫)光文社■1998.10
■コンピ仕様単純明快で最強の出目理論(出目予想+α倶楽部著)メタモル出版■1998.12
■日刊コンピ完全攻略「ワイド馬券勝利の法則」(小林 ひろみ)三恵書房■1999.10
■飯田式スーパーコンピ馬券術 ハイパーナビゲーション2000(飯田雅夫)光文社■1999.10
■競馬・黄金の戦略(星野猛彦)白夜書房■1999.11
■たった130円で大的中日刊スポーツ必勝理論(宝城 哲司)メタモル出版■2002.2
■日刊スポーツは黄金の必勝法だった!(宝城 哲司)メタモル出版■2002.6
などなどです。
一冊一冊に対するコメントは書きません。馬券本好きな方ならこの中から一冊以上!?は手にとって立ち読みまたは購入して実際にその威力??を体験しているだろうと思うからです。
正直、私はメガトンチップにハマりました。まず掲載されていた実績、特に7開催連続プラス達成に驚きました。(必勝法なのだから当たり前の話でなくてはいけないのだけれど・・・)
そのシステムにより買い目、買い方は決定されているわけなので、主観的要素が入り込む要素がなく、誇大広告は打てないはずですから、7開催連続プラス必勝法に私ものったわけですね。
しかし・・・、私に運がないのか、それとも何かのバイオリズムのせいなのか、私がチャレンジを始めた時期からめっきり威力は半減し、勝てない! なぜだ!! なぜなのだー、と叫びはしませんでしたが、半年ぐらいで(よくもった方ですか?)あきらめました。
実はこのトラウマ(大袈裟かな)が今でも尾を引いて、 誰がやっても同じ買い目になる馬券術にはいつも???マークがついて回っているのです。

1レース1レースをコンピ指数(どんな指数でも構いませんが)を用いてピンポイントで的中させようというのは至難の業。
特に“指数1位90の時、3位指数が60以下で、4・5・6位が続き数字で・・・”などと指数を細分化しそのおかげで回収率(または回収期待値)が100%以上になったとしても、今後その回収率が維持できる保証はどこにもなく、そればかりか、多分回収率は100%を割り込んでしまうに違いないと思うのです。
競馬予想(特にコンピ指数などの指数系予想)は結局はあの 「大数の法則」との戦いなのです。指数によってレースを細分化しても、そのレース選択数が増えれば増えるほど、残念ながら回収率は70〜90%程度に落ち着いてきてしまう。回収率が200とか300%という驚異的な数字を叩き出せているのはそのサンプル数が少ないから。メガトンチップにおいて7開催連続プラスが達成できた後に待っている現実は、7開催連続マイナスである可能性が高かったということ(実際はプラスとマイナスが1:2の割合であったとしても)。そのことを当時の私は考えていなかったのです。(考えたくはなかった)
少し「コンピ指数」の“負”の部分を書いてきてしまいましたが、しかしそれにもまして「コンピ指数」が魅力的なのは、なんといってもその指数自体の入手のしやすさ。見やすさにあると思います。1Rから12Rまでが1紙面の片隅でチェック可能なのですから、こんなに楽なことはありません。しかも指数1位が90なら実オッズは1倍台、75以下なら3.0以上はつくだろうとおおよその見当がつき、どのレースが荒れそうなのか、堅くおさまりそうなのか等々、1日全体のレース傾向の分析に役立ちます。
例えばエリザベス女王杯のファインモーションの指数は90で1位(ちなみに指数最高点は90です)でしたが、2位馬(ダイヤモンドビコー)との指数差は実に‘25’ありました。これに対して、有馬記念では指数順位は1位ながらも、指数自体は77で、2位馬(シンボリクリスエス)の指数は76とわずかにその差は‘1’しかありませんでした。つまり有馬記念の方が実力伯仲、荒れやすい傾向にあるレースだったわけです。(指数90の馬が常に勝つとは限らないことは、1倍台のオッズの馬がコケることがあるのと同じことです。)
この便利さは他の指数の追随を許さない状況ではないでしょうか。(ネットからも入手できますし、単行本ばかりでなく、ネット上で「コンピ指数」を使った予想サイトも数多いですから)
ここでいうまでもなく、 「ポイント系」同様、指数も絶対的なものではありません。そのことを理解しつつ、でもまだこれからも「コンピ指数」を使った競馬必勝法が世に出てくることを期待しているのは私だけではないでしょう。私もその中の一人となるべく現在頭を悩ませているところであります。
これは余談ですが・・・。
「オッズ系」で私は“オッズとは最終的に、私たちの予想や期待・欲望などすべてを集約した数字”であると書きましたが、オッズにはもちろん馬の強さ、速さ、そして予想家人気という要素も含まれています。だとすればこの「コンピ指数」は、そのオッズから私たちの期待・欲望(思惑)を除いたものと考えればよいのです。私たちの期待・欲望(思惑)が反映されていない分、実オッズ人気とはその順位が異なりますが、マクロ的視野にたてば案外オッズ系予想とそれほど大きな違いはないのかもしれない、と思っております。
馬の絶対的能力を指数化(レイティング)するならファインモーションは常に90前後であるはずですが、この「コンピ指数」は相対的評価(同レースに出る他馬との人気・実力の兼ね合い)で数字が導き出されています。そこがオッズ人気に近いところであります。
PS.すべての「指数」に関して (03.10/4) |
ここでは日刊スポーツ紙(土・日)に毎週掲載されている「コンピ指数」に関して想うことを書いてみましたが、結局、一番肝心なことは、「指数」自体はただの道具に過ぎないということです。
どんなに“飛ぶバット”を持っていたとしても、常にホームランが打てるとは限らない。そういうことです。
また、一番避けなければならないことは、「指数」自体を作り出す(生み出す)作業に没頭し、それ(指数)さえ出来上がれば(=手に入れば)、もう上がりになってしまう(余力が残されていない)状態です。
どんなにがんばろうが、最強のPCを駆使しようが、全レース1〜3着を的中させられるような「指数」などできるはずはありません。
ここで様々な「指数」を登場させましたが、そうしたそこそこメジャーな「指数」であれば、どれを武器(道具)として使用しても問題ないはずです。
そう考えると、それなら・・
より安価で、より簡単に手に入るものを選んだ方がよいということになります。
後は、それをいかに使うか、その点だけに精力を注ぐ、集中する!
“あっちの指数もこっちの指数も”、これだけは避けたいものであります。
(「ブロック式!馬券投資」においては、データとして上記「コンピ指数」を03年4月より(オッズ人気と併用するかたちで)採用しておりますが、これもデータ入手のしやすさと、その価格的なものによる判断であります(※ オッズ人気は無料タダで入手できますが、何かとやっかいな問題もあります)。ただし、どの指数データにおいても当てはまりますが、そのデータの信頼性、継続性等は検証しなければ使えません。当然その検証はおこなっており、その結果、採用したということです。
以上。
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◆2005年また新たな指数系馬券本が発売されました。
その名もIK指数
◆東スポ「IK指数」パーフェクトガイド (久米 裕著) 白夜書房◆ |
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東スポの「IK指数」を使った馬券術が本になりました。
著者は、あの「血統クラシックロード」の久米裕氏。
血統本の著者がなぜ!? なるほどこれは、、「血統クラシックロード」の大幅リニューアルなのでした。
東スポ・大スポ・中京スポ・九スポの競馬面で人気を博している2歳馬の能力指数・「IK」指数の算出方法と正しい利用法を指南! 新馬・未勝利戦で積極的に高配当を狙う馬券術を公開・難しい計算式や公式は一切なし!
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レイティング
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★★ |
☆☆☆ |
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現在、日刊コンピ指数に対抗できる指数として、人気・実力を兼ね備えているものはと聞かれれば、やはり競馬ブックのレイティング(=格付け)データは外せません。
「指数」と呼ばれるものは上記の【コンピ指数】欄でも書いたとおり、数多くあり今後も増えていくものと思われます。しかし、データというものは継続と信頼が大切。
データの発行母体がしっかりしていなければ、馬券投資には使えません。
その意味で、日刊スポーツ新聞社、潟Pイバブックという母体が作成しているデータには、安心感があるのです。
レイティングにはもうひとつ褐|文社が発売する「競馬フォーラム」作成のものがあります。こちらを愛用している方もいることでしょう。ただし、普及度(=馬券本での)という点では、競馬ブックのレイティングには及ばないという感じです。独自のルートがあるので問題ないのでしょう。
他にも、個人が作成する独自のレイティングデータもあります。
指数自体はどれもそこそこ使えるレベルにはあると思いますが、結局最後は、そのデータを今後入手していくことができるかどうか・・・。
問題はそこなのです。
データは継続してこそ力になる。
途中で入手できなくなるような可能性のあるデータなら、はじめから使うようなリスクは避けなければなりません。当たり前の話です。
実は、データなどある程度普及しているものなら何でも構わないのです。肝心なのは、それをどう使うか、どう生かすか!
データ自体の作成に時間を費やしている限り、馬券の勝者にはなれないと私は考えています。
ニッカンコンピ指数にするか、競馬ブックのレイティングを使うか、それともIK指数(東スポ提供)を参考にするかは、各自の好き嫌いで決めても問題ないということですね。

レイティング関連の馬券本
◆競馬ブックのここだけ見れば儲かります!宝城 哲司著 メタモル出版 |
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競馬ブックのレイティングと単勝予想オッズを使えば簡単、計算不要でアッというまに答え一発。 専門紙『競馬ブック』の出馬表だけを使って、払戻金の欄に載る馬(宝馬)を探し出す方法と、その実戦例を紹介。
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◆競馬ブックレイティング仕様SJT総合力理論 出口 順著 |
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「競走馬」の能力とはサラブレッド単体の能力ではない。
馬と騎手と調教師が三位一体となって激走するのだ。
『競馬ブック』のレイティングと、騎手・調教師の連対率を使った、競走馬の総合力の割り出し方を紹介する。 |
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投資
利殖系 |
★★★ |
☆☆☆ |
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「ブロック式馬券利殖術」を分類わけすると、この投資利殖系に入ります。
ですから、本来ならまずはじめに、ここから攻めなくてはいけなかったのかもしれませんね。
私といわゆる投資競馬との出会いは、いま(2001)から7年前にさかのぼります。
その馬券本のタイトルは■“大学助教授が実践する”超馬券論(小川純生)KKベストセラーズ■でした。
今書店に行ってもあまりお目にかかることはなくなってしまいましたが、当時は大学助教授という権威?に多大な期待をかけたことを覚えています。
この助教授の理論で画期的だったのは(私にとって)、各レースの投資金を均等買い等ではなく、オッズを元に、ある公式に当てはめていけば、ちゃんとプラスにもっていける、というものでした。
つまり、どの馬券を買うかということより、幾ら賭ければ儲かるかに重点が置かれていたわけです。
それまでの馬券本は、ほとんどが均等買いか、せいぜい、「厚め」「薄め」に買うとかいった程度で、投資金(賭け金)に関しては、“みなさまのご自由に”ということでしたから、なるほどこういう賭け方もあるのかと感心したものです。
ただし、賭け金を算出するその公式が分かりづらかったこと、肝心の馬券の選出の仕方にこれといった戦術がなかったことなどで実践するまでにはいたりませんでしたが。
そうこうしているうちに(スピード指数系には数の上では及ばないものの)、次々と投資利殖系に分類されるだろう馬券本が増えてきて、それほど関心のなかった《当時の私はポイント系とスピード指数系にはまっていた》私にとっても無視できない存在になっていったというわけです。
※その私的代表馬券本をこれからご紹介いたします。

■馬劇場BOOKS2「競馬財テクV作戦」(加納裕一)ラジオたんぱ■
これは結構売れた本ですし、初期の投資馬券本としてはよくできていると思います。ただし私が言うのも何ですが、実戦向きかどうかは難しいところ。その理由(わけ)をここで書いてよいものなのかどうか・・・。せっかくですから方法論だけ。
基本は、「枠連3点の倍買い」です。以上。
■100円玉ではじめる驚愕の財テク新理論(杉崎仁志)教育メディア■
初めて書店で見たときは、競馬の本なのかどうかわかりづらかったのですが、今となっては多くの方が一度は手に取ったことがあるだろうベストセラー本。この本が投資競馬本というジャンルを確立したと言っても言い過ぎではないでしょう。
その中で紹介されている『馬法の方程式』は前述した「大学助教授が実践する”超馬券論」の投資金算出法をさらにシェイプアップさせたスグレものでした。
続編から完結編まで計4冊出版されています。馬券の選出の仕方も、その着眼点は過去にないものでした。
完全なる馬券本などないのでしょうが、あとは、いかに実戦で使えるように進化させていくか、
それを考えるのは私たちの側にあるのだと思います。
■競馬をサイドビジネスに変える戦略P理論(蔦枝史朗&401研究会)メタモル出版■
98年に出版された本ですが、これも馬券(買い目)選出に予想を必要としない、全く新しい戦略をもちいていました。
全馬券を購入するという新発想です。それでいかに収支をプラスに導いていくのかのノウハウは本書を読んでいただくしかありませんが、これも新しい投資競馬の方法論としてさらに進化させていって欲しいものです。
★投資利殖系というジャンルは、競馬を「馬の強さ、速さ」から判断し勝ち馬を予想するといった楽しみが味わえないものかもしれません。しかし何も今まで通りの“予想を楽しむといった買い方”を放棄しなければいけないわけではありませんから、プラス収支に挑戦したいという方なら一度はその世界をのぞいてみてもよいのではないかなと思います。
もちろんその際は、■365日間で勝負する「ブロック式馬券利殖術」■をお忘れなく。(^^;)
投資競馬関連の馬券本 ◆馬券月収30万円相談室 ハートピア競馬特捜班 |  | 投資競馬のノウハウを、会話形式で解説。
なかなか馬券が当たらないという人から、競馬にあまり詳しくない人、馬券を選ぶのも面倒な人まで、この1冊で稼ぎの秘訣がわかる!
※上記の「100円玉ではじめる〜」シリーズの最新刊
まだ1冊も持っていない方にとっては、良い入門書となるだろう。
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バージョン8 |
★★★ |
☆ |
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■バージョン8(奥村俊一著)KKベストセラーズ■1992年5月発行
この馬券本に関しては、単独の項目として取り上げたいと思います。
なぜか? それは、この本が私の馬券本探求心に火をつけたからに他なりません。つまり私の競馬人生において、この〈バージョン8〉を境に、前期・後期と分けることが出来るとさえいえるかもしれないのです。
もう出版されてから9年以上がたってしまいました。早いものです・・。
当時、スピード系に目覚め始めた頃だったのですが、馬券本に関しては、G1レースが近づくと何気なく馬券本コーナーを覗いてみるといった程度の関心しかありませんでした。そんな時偶然出会ったのがこの〈バージョン8〉だったのです。
馬券必勝法の新理論−バージョン8−と刻まれたその表紙には、海をバックにただ一頭のサラブレットが写っているだけです。
それまでの馬券本のように安っぽい“派手な広告・宣伝”はなし。
何だろう、これは??その本を思わず手に取った私の頭の中は少々混乱していました。
92年当時といえば、ミホノブルボンがダービーを勝った年といえば思い出していただけるのではないでしょうか。
−競馬ブームが盛り上がっているときです−
この〈バージョン8〉、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、最近ではどの書店に行ってもお目にかかることはなくなってしまいました。確かにデータは古くさくなってしまいましたが、今読み返してみても、その発想から買い目の出し方・買い方まで、現在でも十分通用するのではないかと思えます。
簡単にこの〈バージョン8〉を解説すると、上記にある「ポイント系」と「投資利殖系」がミックスされたもの、と考えていただければよいかもしれません。
ポイントに使用するのは次の15項目で、さらに細分化されています。
血統 |
距離適性 |
前走着順 |
前々走着順 |
走破タイム
(上がりタイム) |
着差 |
コース
(馬場差) |
展開 |
馬場状態 |
騎手 |
騎手との相性 |
調教師 |
ローテーション |
調教 |
コメント |
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(*ポイント系としたら十分すぎるほどの項目です。)
これをもとに導き出した買い目を“ただ買うのではなく”その買い目がどのようなリズムで出現しているのかを検証していくという発想が、当時としては斬新でおもしろかったわけです。
逆に買い目の出し方が、少々複雑すぎて(Windows95もない時代です)自分で実践するには無理がありました。しかし、なんとかもっと簡単にポイントを出せないかという意欲が、その後の私の馬券(必勝法)研究に役立ったのだと思います。
その後、〈バージョン8〉は《バージョン9》としてさらに進化した姿を披露してくれましたが、進化しすぎて、個人で買い目を導き出すのはますます困難になってしまいました。
※■《バージョン9》−テンと上がりの二次元相関図から求める革新的タイム評価基準−(奥村俊一著)KKベストセラーズ■
★最近の競馬予想の中には、「過去十数年・過去数万レースの検証の結果」といった言葉が氾濫していますが、実際それを信じるだけの根拠なりデータなりが掲載されていない場合が多くなっています。いくら企業秘密とはいえ、1つでもよいから何かしらの根拠(データ的証拠)を提示して欲しいものです。
■この本の膨大なデータと検証過程の労力(当時としての)に敬意を表して、単独の項としてこの〈バージョン8〉を取り上げた次第です。
注・なおこの〈バージョン8〉は上記のオンラインショップ【bk1】で検索してもありませんでしたが、amazon には(取り寄せ)ながら登録されていました。(http://www.amazon.co.jp)
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「3連単」馬券本 |
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2004年10月コラム−秋・馬券本の季節ですPart2から抜粋・・・
※いよいよ秋のGTシーズン到来です。ということは、書店の片隅でひっそりと居を構えている馬券本コーナーもにわかに活気づき、当然、年2回訪れる新刊出版ラッシュも始まっているはず。これは本屋さんに行かねばなるまい・・・!
という出だしで書き始めた前回の「秋・馬券本の季節です」。早いものであれから2年が経ってしまいました。
過去のコラムを公開していなければ、現在でもそのまま使える出だしなわけですが、実際、本屋に行くと2年前とは明らかに様相が変化しているのが分かります。
どう変化しているのかというと、まず馬券本の売り場面積の減少・縮小が顕著だということ。パチンコ関連の本は微増といった感じなのですが・・・、これは私がよく行く書店に限ったことなのでしょうか?4〜5店舗をまわってそういう感じがしているのですが、どうなのでしょうか。
景気は上向きと政府はいうけれど、やっぱり実際は「馬券本面積の減少=娯楽費削減の庶民生活」なんて連想したくなるような状況ではないのでしょうか。
いいや、“馬券本買っても当たらないから誰も買わなくなって縮小されてしまうのさ”、なんて声も聞こえてきたり・・・。どちらにせよ、馬券本の世界は厳しい状況に立たされているのであります。
前回のコラムではちょうど「3連複・馬単」馬券が発売当初とあって、馬券本もそれにあわせたタイトルが多かったわけですが、そうなると当然今年は3連単関連本ということになりますわな。
さすがに、以前ほどの勢いはありませんが、それでもさすがにあります、3連単!
最近の傾向として、というかここ2〜3年前からの傾向として、「データ本」が増えてきていますね。
JRAがこれでもかというくらい多種多様なデータを我々に提供してくれるようになったのは今に始まったことではありませんが、それらを扱える、分析できる環境がブロードバンドの普及によって整ってきたということでしょう。
<競馬場別><コース別><レース条件別><距離別>などなど。
かつてなら考えられなかったほど詳細に調べられ、その時の勝率・連対率などを組合せながら、さながら辞典みたいになっているものもあるくらいです。
データは豊富だから切り口さえ変えればいくらでも数字が生み出せそうです。
しかし、私にとってその手の本には何の魅力も感じないというのが正直なところ。
問題はそのデータ・数字を使っていかに「勝ち馬」「的中馬券」を手にすることができるのかにあります。
そして、その「いかに」の部分のアイディアが馬券本の見せ所であると私は思っているので、単なる数字の羅列、データの垂れ流しにはうんざりさせられてしまうのです。
まあなかにはそれを活用して的中馬券を手にしている人もいるのでしょうから、これは私個人の意見ではありますけれど。
初めに書いた「馬券本の売り場面積の減少・縮小」と単なる数字(データ)本の増加に何かしらの因果関係を感じているのは私だけでしょうか。
最近私も馬券本を買わなくなりました。もちろん興味がなくなったわけではありません。
自身の“馬券の買い方”が確立されてきたということもあります。
しかし一番の理由は魅力ある馬券術(儲かりそうな期待を持たせてくれるという意味)が減ってきたという所にあるのです。
はっきりいって3連単。当てるのは厳しく、一筋縄ではいかない馬券ですから、上記馬券本の切り口は如何に!?。
・・・続き
※2005年5月までに出版された3連単馬券本の一部
・JRA陰謀説系の片岡氏が早くも2冊目を刊行。相変わらずの内容だが、1冊目ではJRAにしてやられたのか、それとも自身、納得いかなかったのだろうか?
・秋山氏も馬券本から引退すると言い続けながら、やっぱり3連単本に参戦決行!!
・唯一興味を引かれるのは宝城氏のシステムか。
残念ながら、斬新なアイディアはなかったれど・・・、みなさんはいかがでしたでしょうか。
(2005.6/5 記)
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