気まぐれコラム

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12月5日


12月12日


12月25日




2004年
No.91
12/25
− 2004年私的総括と有馬記念 −

 ◆今年はいろんなことがありました。特に私的なことでいろいろあった。
そのせいか(それをエクスキューズにしてはいけないのですが・・・)、ホームページの方は随分と中途半端な感じになってしまった。特に後半(9月以降)は、気まぐれコラムを書くのが精一杯という状況でした。
ただし、競馬に関しては、何もしていなかったというわけではなく、データ検証などかなり時間をかけていろいろやってきたので、その成果はいずれ公開していきたいと思っております。

 競馬の話をすれば、どうも厳しい状況が続いているようですね。売上げとか正確なところは分からないけれど、コラムNo.85でも書いたとおり、あきらかに馬券本コーナーは縮小か撤退しているし、スポーツ紙に掲載される馬券本の広告も以前ほど見かけなくなったし、何といっても、競馬情報会社の入会料や情報料といったものが、2、3年前までは1〜3万円前後であったものが、今年に入って3千円になり、2千円になり、とうとう無料なんてところまで現れてしまっては、10年前の競馬ブームの面影は完全に消え去ったといってもよいでしょう。価格崩壊のスピードは他業界の比ではありませんから。まあ、タダほど高いものはないといって、いろんなからくりがあるわけですが、それでも昔なら一攫千金を夢見て、2万や3万払う人たちがいたってことですが、現在では、どんなに餌をちらつかせても食いつかない、というより食いつけない状況なのだと思います。
今年後半は何とか3連単馬券で、夢をつなぎ止めておくことに成功しましたが、それも一時的なものでしょうし、結局は日本経済の行方にかかってくるといったら大袈裟でしょうか?
競馬人口が減れば、すなわち国の収入も減るということですから、国はもっと根本的対策をうって欲しいと思うのは私だけではないはず。
それはもちろん控除率の見直しです。

ロマンだ何だといっても、結局は「銭」なのです。それが分かっていないと、あのトトのようになってしまうのです。
控除率50%。なめてるのか!ということです。
これが宝くじならわかります。控除率50%でも、お年寄りから若者まで誰でもが何も考えずに買えて一攫千金を狙う。なんとなく平等というか、まあこれが“くじ”ですから、あたりまえです。
ところが、サッカーくじなどとわけのわからない呼び方のトトは、買うのはサッカー好きの人でしょう。しかも今では結構好きな人が買っているわけです。一所懸命対戦相手各チームの戦力分析して、予想しているわけです。競馬の予想と同じ過程を踏んでいくわけですよ。にもかかわらず、たまに当たっても配当は安い。
当然です。控除率50%ですから。
サッカーを知らない人が高額配当を当てている。当てるのならサッカーを知らない方がよいとも云われている。そうなったらお終いです。
だって、トトは何も考えずに買うものではないのですから。宝くじとはそこがまったく違うのです。
国が何だかんだといって介入してきて、子供の教育によくないとかくだらないことをいってせっかく大人の楽しみが増えそうだったものをつぶしてしまった。失敗するのも当然、必然。トトを蘇らせたいのなら、控除率の見直しと、サッカーを知れば知るほど的中確率が上がるようなシステム(もちろんくじ的な部分も残して)を作っていくことだと思いますが、いかがでしょうか。って、何でトトの話になってしまったのだろう?

 さて、来年の抱負を。
今年以上に競馬に集中していきたいと思います。ホームページのリニューアルばかり繰り返していますが、今年もやっぱりやるかもしれません。
そして、そろそろ「ブロック式馬券利殖術」の次へ! ということです。


では、有馬記念 気まぐれ予想。

つい2ヶ月前の天皇賞(秋)では、競馬欄に“最弱世代といわれる現4歳馬”なんて書かれていたのに、さすがにゼンノロブロイがG12連覇を成し遂げるとそんな声は聞こえなくなりました。出馬表をながめてみると4歳馬はただ1頭なのですね。なるほど、4歳馬が強くなったのではなく、ゼンノロブロイただ1頭だけ抜けてしまったわけか。
ゼンノロブロイは外せないにしても、馬券はどうしたものか。

久しぶりに西田式スピード指数を拝見したけれど(スポニチ掲載)、これはどう解釈してよいのやらわからなかった。調整値というのが今回の基準になってくるとすると、1番はタップダンスシチーで、次がアドマイヤドン、3番手にツルマルボーイとなる。どうなんだろう、わからん!?

気になる馬はデルタブルース。2番人気というのが気に入らないところですが(人気になると惨敗してしまう馬が多いので)、それでもじわじわ実力を付けてきているという感じがよさそう。

競馬新聞の記者の印もそうですが、本当に最後は一か八かの予想になるわけです。こういう展開になったら○○○、ああいう展開になったら×××という風に。いく通りの展開を予想できるかは、それまでの蓄積がものを云うのでしょうが、最後馬券を買う段階での絞り込みに自分の中での何らかの決め事(ルール)は存在しているのかどうか。そこが問題。ちなみにこの「気まぐれ予想」では何もなし。

結論。馬連6点。ゼンノロブロイを軸に。

12月26日5回中山競馬8日目第9R
第49回 有馬記念
サラ3歳上 GI芝2500メートル発走15時25分
気まぐれ
予想
馬  名 性齢 騎 手 ..
1 1 ゼンノロブロイ 牡4 O.ペリエ
2 2 ピサノクウカイ 牡3 藤田 伸二 .
2 3 ハイアーゲーム 牡3 吉田 豊 .
3 4 コスモバルク 牡3 五十嵐 冬樹
3 5 ハーツクライ 牡3 横山 典弘 .
4 6 シルクフェイマス 牡5 四位 洋文
4 7 ユキノサンロイヤル 牡7 柴田 善臣 .
5 8 ダイタクバートラム 牡6 武 豊
5 9 タップダンスシチー 牡7 佐藤 哲三
6 10 デルタブルース 牡3 D.ボニヤ
6 11 ヒシミラクル 牡5 角田 晃一
7 12 グレイトジャーニー 牡3 小牧 太 .
7 13 ツルマルボーイ 牡6 蛯名 正義 .
8 14 コイントス 牡6 岡部 幸雄 .
8 15 アドマイヤドン 牡5 安藤 勝己 .

(レース結果/有馬記念 :1着・ゼンノロブロイ 2着・タップダンスシチー 3着・シルクフェイマス ※記録は破られるためにある。そして、消去法も破られるためにある。消去法で今回一番目についたのは、ジャパンCで2分25秒を切って有馬へと向かった過去6頭すべてが有馬では3着以下だったというもの。であるなら、ゼンノロブロイは1着にはなれなかった馬であったが、あっさり記録を破りレコード勝ちというオマケまでつけて優勝してしまった。
このコラムで何度も述べてきたことだが、基本的に、消去法はピンポイントでは使えない。
だから井崎氏の予想もなかなか当たらない。
消去法も投資競馬的予想も買い方はマクロ型にしなければ・・・、ということである。)

今年最後のG1でようやく的中したけれど、来年はもう少しなんとかしたい“気まぐれ予想”でした。では、皆様よいお年を。
以上

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No.90
12/12
− 最後の戦い・・/気まぐれは「朝日杯FS」−

◆Jリーグ最後チャンピオンシップ、なかなか見応えがありました。
どちらを応援するというわけではないのですが、どちらが日本一にふさわしいのかという興味があれば、じっくり見ることが出来るのです。
Jリーグの地域密着構想は素晴らしいと思うのですが、それも“おらが町”にJリーグのチームがあってこそ。ない場合はどうしようもないわけで・・・。
結局、「日本代表」を応援するしかないのですね。
地域密着型の欠点がそこにあります。
まあしかし、ドイツW杯のアジア最終予選の相手も決まったことですし、来年は久しぶりに熱い年になりそうです。
そういえば、今夜はこれまた最後トヨタカップが行われます。現在、欧州12勝、南米12勝のイーブン。どちらも地味なチームで少々物足りないのですが、その分試合自体に集中できるというもの。昨夜のFマリノス対レッズ戦を凌ぐおもしろい戦いを見せて欲しいものです。

◆最近読んだ本でおもしろかったもの。

地価「最終」暴落ペーパーバックス

地価は暴落し、土地、家、マンションはゴミと化す! 」
※土地やマンションに興味のない方でも、多分どんどん読めてしまいます。信憑性はともかく、将来の日本の姿に興味がある方は立ち読みからでもどうぞ。



★気まぐれ予想は、第56回 朝日杯フューチュリティステークス
はっきりいってわかりません。
先週、専門紙10紙に◎がついたラインクラフトが3着に敗れてしまいました。もちろんだからといって翌日の新聞に本紙予想記者の敗戦の弁、またはお詫びが掲載されるわけもなく、何事もなかったかのようにまた今週も同じことが繰り返されていくのですね。
仕方ありません。誰だってどの馬が勝つなんて、わからないのですから・・・。
予想はあくまでも楽しむためにやるもの。馬券購入はせいぜいG1レースくらいにしておくのが正解かと私は思うに至っております。

頭は7番マイネルレコルト。そこから4頭馬連4点。

話は変わりますが、あの偉大な種牡馬(11年連続リーディングサイアーに輝いた)ノーザンテースト(牡33歳)が老衰のために死んだというニュースが入ってきました。ゲームでも大変お世話になりました。合掌。

12月12日5回中山競馬4日目第11R
第56回 朝日杯フューチュリティステークス
サラ2歳 GI芝1600メートル発走15時25分
気まぐれ
予想
馬  名 性齢 騎 手 ..
1 1 コパノフウジン 牡2 小野 次郎 .
1 2 ペールギュント 牡2 小牧 太
2 3 テイエムヒットベ 牡2 熊沢 重文 .
2 4 スキップジャック 牡2 勝浦 正樹
3 5 セイウンニムカウ 牡2 田中 勝春 .
3 6 メジロスパイダー 牡2 木幡 初広 .
4 7 マイネルレコルト 牡2 後藤 浩輝
4 8 ストーミーカフェ 牡2 四位 洋文 .
5 9 シルクネクサス 牡2 柴田 善臣 .
5 10 エイシンヴァイデン 牡2 M.デムーロ
6 11 サクセスドマーニ 牡2 藤岡 佑介 .
6 12 マイネルハーティー 牡2 武 豊 .
7 13 エイシンサリヴァン 牡2 吉田 豊 .
7 14 ローランコングレ 牡2 D.ボニヤ .
8 15 ディープサマー 牡2 藤田 伸二
8 16 マルカジーク 牡2 蛯名 正義 .

(レース結果/朝日杯FS :1着・マイネルレコルト 2着・ストーミーカフェ 3着・ペールギュント 

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No.89
12/5
− 投資競馬の現在/気まぐれ「阪神JF」−

◆インターネットで「投資競馬」と入力して検索してみると何千件とヒットするくらい多くのホームページが存在しているけれども、実際の話、どれくらいの人がそうした馬券購入スタイルで馬券を購入しているのでしょうか?
「投資競馬的馬券購入スタイル」とは簡単に言うと、“馬柱を読まずに馬券を購入するスタイル”であるといえます。それはつまり、各馬の成績(過去の人気や着順、タイムや血統)はもちろん馬名や騎手さえも知らないのに馬券を購入することを意味します。
馬券を購入するにはそれらとはまったく別の要素が存在するわけですが、その話をすると長くなってしまうのでここでは省略。

以前は、私の周りにも少なからずそうした投資競馬的馬券購入スタイルで勝負している人もいましたが、現在ではほとんどいなくなりました。
いわゆる馬券術にははやりすたりがあります。90年代前半に活躍した語呂合わせや出目は最近ではあまりお目にかかれなくなりましたし、タイムが「勝ち組」のカギを握るとして猫も杓子もタイムを計算したり、またダビスタのおかげで血統がはやったりと、その時代によって馬券術(予想法)には浮き沈みがあるようです。もちろん定着してさらなる進化をとげているものもありますが・・・。
100円玉本が投資競馬を牽引して多くの人の知るところとなったのは90年代後半からですが、現在の状況はどうなっているのでしょう・・・。
馬券術自体は確実に進化しているはずですが、実際にそうしたスタイルで馬券を購入している人が一体どれくらいいるのか、何となく気になります。増えたのか減ったのか!?
タイムや血統のように定着したのかどうかも・・・。

 現在の投資競馬的馬券購入スタイルにはやはりまだまだ改善の余地があるというのがこのコラムの結論なのですが、ではいったいどうしていけばよいのかといった点については、今後の課題ということで・・、今回は中途半端ですが、ここまで。




★気まぐれ予想
第56回 阪神ジュベナイルフィリーズ
競馬専門紙の本誌予想にどれだけの信頼をおいたらよいのか。まずはそこから悩まなければなりません。2歳牝馬の女王を決めるわけですが、当然ながらどの馬も2,3戦しか走っていないのだから、勝ち馬を当てろという方が土台無理な話です。
しかし、一応は予想のプロといってもさしつかえないだろう専門紙記者達は、我々一般人には知り得ない情報を入手しているかもしれない。そんな彼ら(10紙本紙予想)すべてが3番ラインクラフトに◎をつけているという事実。
本来なら、安心してラインクラフトから流すことができるはず。
過去何度となくそれで痛い目をみてきていなければ・・・。
出走各馬の過去のレースをすべて録画し、走りっぷりを比較しているという方なら独自に予想をたてられるのでしょうが、私には到底無理な話。
よし、今度が最後。彼らの印を信じることにしよう。しかも全面的に。
◎ 10紙 ラインクラフト頭に▲の評価がついている馬まで流す。
【専門紙10紙完全信頼あいのり馬券術】
馬単7点。

12月5日5回阪神競馬2日目第11R
第56回 阪神ジュベナイルフィリーズ
サラ2歳 GI芝1600メートル発走15時40分
気まぐれ
予想
馬  名 性齢 騎 手 ..
1 1 カシマフラワー 牝2 松永 幹夫
1 2 エリモファイナル 牝2 内田 博幸 .
2 3 ラインクラフト 牝2 福永 祐一
2 4 マイネデセール 牝2 木幡 初広 .
3 5 ショウナンパントル 牝2 吉田 豊
3 6 アンブロワーズ 牝2 D.ホワイト
4 7 ハギノコマチ 牝2 藤田 伸二 .
4 8 テイエムチュラサン 牝2 小池 隆生 .
5 9 エイシンハッピー 牝2 幸 英明 .
5 10 ジェダイト 牝2 柴田 善臣
6 11 ミラクルコンサート 牝2 和田 竜二 .
6 12 リヴァプール 牝2 川島 信二
7 13 クロユリジョウ 牝2 池添 謙一 .
7 14 デアリングハート 牝2 武 幸四郎 .
7 15 モンローブロンド 牝2 安藤 勝己
8 16 コスモマーベラス 牝2 長谷川 浩大 .
8 17 ライラプス 牝2 武 豊
8 18 キャントンガール 牝2 M.デムーロ .

(レース結果/阪神JF :1着・ショウナンパントル 2着・アンブロワーズ 3着・ラインクラフト※ラインクラフト3着に沈む。やっぱりダメでした。専門紙記者を予想のプロと呼ぶのはやっぱりよそう。彼らは競馬情報の発信者ということ。 とすると、私たち一般人は・・・。違う視点から馬券を買っていかなければ、勝てるわけがないということですね。
△馬主の西山茂行氏が土曜の日刊予想で馬単見事的中!久々だけどお見事でした。)

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