気まぐれコラム

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10月 10日


10月 18日


10月 24日




2003年
No.61
10/24
− 3強対決の行方 ! 菊花賞 −

■ 先週のスティルインラブに続き、現在2冠のネオユニヴァースが9年ぶり6頭目となる3冠達成なるかいなか!?。今年の菊花賞、例年になく見所満載であります。
 過去、皐月・ダービーを制した2冠馬は18頭。そのうち3冠馬となったのはわずかに頭。勝率は約28%。セントライト・シンザン・ミスターシービー・ルドルフにナリタブライアンです。
ところが実際は、2冠を達成した後、無事菊に挑戦できた馬は11頭しかいません。つまり菊参戦の2冠馬で、見事勝った馬5頭、敗れた馬6頭ということになります。勝率45%。ほぼ半分。2冠馬が無事夏を越し、菊までたどり着ければ、しめたもの。やはりその底力はあなどれないということです。
(それにしても、92年のミホノブルボンは惜しかった。勝った馬がダービー2着馬で長距離王ライスシャワーだったから仕方ないか・・・)

 見所といえば、ペリエ VS デムーロの外国人騎手対決。といってもペリエはゼンノロブロイ初騎乗。ここはネオと“相違相愛”(本人いわく)関係にあるデムーロ有利か !?

 そして、もう一つ、3強対決の行方ですね。
 ネオユニヴァース ・ サクラプレジデント ・ ゼンノロブロイ
ダービー・神戸新聞杯に続き、3度目の戦いとなる3頭。神戸新聞杯での確定単オッズはサクラ(2.4倍)、ネオ(2.9倍)、ゼンノ(3.9倍)で、4番人気ザッツザプレンティが10倍でしたから、3頭人気であり、その着順も、2着・3着・1着でしたからこれはもう3強と呼んでもよいでしょう。サクラはまだ勝ったことがないわけですが、はたして今回その雪辱をはらすことができるのか。それとも・・・。

 と、いうわけで「菊花賞」過去11年の○強対決の歴史を振り返ってみることにいたしました。

「菊花賞」 過去11年の結果
1人気
(単オッズ)
着順 2人気
(単オッズ)
着順 3人気
(単オッズ)
着順 ○強
92 ミホノブルボン
(1.5)
ライスシャワー
(7.3)
1 マチカネタンホイザ
(11.7)
93 ビワハヤヒデ
(2.4)
ウイニングチケット
(2.8)
ナリタタイシン
(11.1)
17
94 ナリタブライアン
(1.7)
ヤシマソブリン
(5.8)
エアダブリン
(6.1)
95 ダンスパートナー
(4.9)
ナリタキングオー
(6.0)
マヤノトップガン
(6.5)
混戦
96 ダンスインザダーク
(2.6)
フサイチコンコルド
(5.0)
ミナモトマリノス
(7.3)
97 シルクジャスティス
(2.7)
メジロブライト
(3.8)
マチカネフクキタル
(5.0)
98 スペシャルウィーク
(1.5)
セイウンスカイ
(4.3)
キングヘイロー
(10.3)
99 アドマイヤベガ
(2.3)
テイエムオペラオー
(3.5)
ナリタトップロード
(4.1)
00 アグネスフライト
(1.9)
エアシャカール
(2.8)
トーホウシデン
(10.8)
01 ジャングルポケット
(2.3)
ダンツフレーム
(4.2)
エアエミネム
(4.5)
02 ノーリーズン
(2.5)
落馬 アドマイヤマックス
(4.8)
11 メガスターダム
(9.1)
結果
03 ネオユニヴァース
(2.3)
ゼンノロブロイ
(2.5)
サクラプレジデント
(6.1)
3 ?

※3強対決かどうかは、4番人気の単オッズにかかっています。99年次の単4人オッズは21.5で、01年次は9.0でした。97年度は4番人気馬の単オッズが8.6で、5番人気が17.0でしたから4強といった感じです。
 この表から何が分かるのか?今年の菊花賞に何かヒントを与えてくれるのか?(過去11年といってもたかだか11戦。データ的価値など大してありゃしませんが・・・、ちょっと調べてみたかったのです。(^^;)

 1強の場合・・・「連」に絡む。
 2強の場合・・・どちらかは「連」に絡む。ただし、去年は1番人気の落馬という不運?があり、10番人気のヒシミラクルが勝利という波乱となる。もし落馬がなかったならば、展開も変わり・・・!??
では、
 3強の場合・・・と言っても、3強対決って、案外少ないのですね。
ここ11年でもわずかに2回。そしてその結果は、ご覧の通り、01年の結果がさえません。
99年のアドマイヤベガ6着は、そのすぐ後、脚部不安で引退したことを考えると、その影響があったのかもしれませんが、01年3強対決の結果はどう判断したらよいのでしょう。勝ったのはマンハッタンカフェ。あの年は米国同時テロがあって・・・。
ジャングルポケットのローテが疑問視されたりしていましたっけ?

 ただし、今回の前日前売りオッズから○強対決を予想する場合、困ったことに、このオッズ人気から判断すると、2強+1対決の様相を呈しているようです。4番人気馬リンカーンは2ケタオッズですから、それから考えれば3強といえなくもないのですが。如何せん、サクラは評価が低いようです。

 さて、過去11年の中で、2冠馬は92年ミホノブルボン、94年ナリブー、97年サニーブライアンの3頭。サニーブライアンは出走できませんでしたから、実質2頭でともに1強。そして連対。普通に考えれば2冠馬が1強となるのは当然でしょうが、今年はどうも様子が違います。

 う〜ん、せっかく「○強対決年代表」を作ったのに、これといった発見できず。
とりあえず、上記表ではっきりしたのは1番人気馬、現在6連敗中ということでしょう(○強対決とは関係ないじゃん (-_-;)

では、いきなり、気まぐれなる結論。
新手の付け入る余地があるのかどうか。相応の実力馬 リンカーン、ザッツザプレンティあたりがどこまで3強に迫ることができるのか。
波乱の可能性はすべてのレースにあるにせよ、馬券は極力絞りたいと思います。

 10月26日4回京都競馬6日目
第11R菊花賞
GI芝3000メートル発走15・40
気まぐれ
予想
ニシノシンフォニー 57 江田照 .
リンカーン  57 横山典 .
サウスポール  57 武 英 .
ゼンノロブロイ  57 ペリエ
トリリオンカット  57 佐藤哲 .
マーブルチーフ  57 池 添 .
ペルフェット  57 吉田稔 .
ザッツザプレンティ  57 安 藤 .
コスモインペリアル  57 武 幸 .
10 サクラプレジデント  57 武 豊
11 マイネルダオス  57 武士沢 .
12 シルクチャンピオン  57  幸  .
13 チャクラ  57 後 藤 .
14 テイエムテンライ  57 小 池 .
15 アスクジュビリー  57 四 位 .
16 ヴィータローザ  57 蛯 名 .
17 ネオユニヴァース  57 デムーロ
18 マッキーマックス  57 藤 田 .

(レース結果/菊花賞 : 1着・ザッツザプレンティ 2着・リンカーン 3着・ネオユニヴァース
3強対決は今年も小波乱に。3冠馬誕生はまたお預け。)

No.60
10/18
− 牝馬3冠なるか!? 秋華賞 −

 ■ 毎日王冠でのファインモーション惨敗を予見できた人は全国競馬ファンのなかでどれくらいいたのでしょう。
どこかの競馬予想サイトでは、“ファインモーション軸はあり得ない”などと翌日の広告欄に掲載していましたが、“あり得ない”というほどの情報があったとすれば、そうした情報はまさに<裏>情報か?
 当然その手の情報は私たち一般競馬ファンに漏れることは“あり得ない”と考えられますし、ましてや、そうした貴重な情報を得たとしたら、なおさら一般人に売る必要などないのではと思うのですが・・・、まあよいでしょう。

 ファインモーションほどの馬なら、データ的なもの(スピードとか〜指数など)から判断すれば、当然、「軸」か「連」候補になるはずです。
それを馬券からハズすということは、そうしたデータ的なものからの判断ではないということでしょう。
 例えば、穴党の方ならオッズからの判断、現場主義の方なら当日パドックでの馬の気配、そして出目や第六感的なものを重視するなど。
しかし、
 予想するとき、大抵の方はデータ的なものとそれ以外のものを無意識に融合させていると思われますので、なかなか判断基準を一つに絞ることが難しい(何せ無意識ですから)。データは記録に残せますが、それ以外のものは記憶に残しておくしかありません。記憶はあいまいなもの・・・、競馬予想が一筋縄ではいかない所以でしょうか。

 大昔からいわれてきた一つのセオリーを最重要視していたら、もしかしたら先週の毎日王冠で、ファインモーションを切ることができたかもしれません。いや、それでも〜3着候補には残さざるを得なかったでしょうが・・・。
 “牝馬の1番人気には気をつけろ” たったこれだけのセオリーです。
ただし、このセオリーは明日のGTレースには使えません。
なにせ、明日は牝馬だけの戦いですから。

 ということで、第8回秋華賞
話題は何といっても“スティルインラブ3冠なるか”です。前走のローズSでは最後に失速。ファインモーションとは違い、前走の負けが「人気」に響いているみたいだが。2強といわれるもう一頭のアドマイヤグルーヴはどうなのか。前走快勝で一気に本命馬となりましたが、ゲート不安・気性難は払拭されてはいない模様、肝心なレースでそれが出るかもしれぬ。
 2頭の単オッズは接近することになるでしょうが、そういえば、“2強対決はどちらもコケる”といったセオリーなかったかな?いや、これは管理人の誤った記憶か?
まあ、どちらにせよ、データ重視派の者としては、2頭を馬券から外すことなど怖くてできませんね(^^;)。
 以下、管理人の「気まぐれ予想」。(ローズSの着順が入れ替わるだけ !?)
 −幸騎手を応援したい−

 10月19日4回京都競馬4日目
第11R秋華賞 3歳牝馬OP
GT芝2000メートル発走15・40
気まぐれ
予想
1 トーセンリリー    55 藤田 .
2 ピースオブワールド  55 福永
3 オースミハルカ    55 川島 .
4 メイショウバトラー  55 武幸 .
5 マイネサマンサ    55 大西 .
6 レマーズガール    55 佐藤哲 .
7 ヤマニンスフィアー  55 二本柳 .
8 レンドフェリーチェ  55 中舘 .
9 チューニー      55 後藤 .
10 アドマイヤグルーヴ 55 武豊
11 メモリーキアヌ   55 角田 .
12 ミルフィオリ    55 柴原 .
13 スターリーヘヴン  55 池添 .
14 ヤマカツリリー   55 安藤 ×
15 タンザナイト    55 秋山 .
16 ベストアルバム   55 渡辺
17 スティルインラブ  55
18 タイムウィルテル  55 吉田 .

(レース結果/秋華賞 : 1着・スティルインラブ 2着・アドマイヤグルーヴ
 ★スティルインラブと幸騎手に。祝・3冠!)

No.59
10/10
− 毎日王冠と京都大賞典 気まぐれ予想−

■ 先週の「スプリンターズS」を見事にハズして、秋G1シリーズをスタートさせた当サイト管理人。
 よくあることで、何のなぐさめにもならないけれど、2日前までの予想では見事的中!だったのであります。なぜ直前になって予想を変えてしまったのか、なぜビリーブを外してしまったのか !?
 ここはひとつ冷静に振り返ってみることにしよう。
 月から金までは、スポーツ紙(他雑誌)で各馬の戦績、各種データ、追い切り状態をチェックしつつ、3着までに絡めないだろう馬を選んで消去していくという作業をするのだが(作業といっても1日10分ほど・・・)。
 この月から金までというのは、実は貴重な時間であるのかもしれない。
なぜかというと、厩舎サイドの思惑なり期待がこちら側にはまだ聞こえてこないからです。当然、予想陣の“◎△×”も掲載されてはいません。
この時点(金曜まで)で、まず第一段階の自分なりの予想が出来上がる。
ところがだ!
土曜・日曜にかけてこの第一段階の我が「予想」はぐらぐらと揺らぎ始め、いざ馬券を買う日曜午後3時30分には、第五段階?くらいの買い目になってしまうのです。なんでかな。
 つまり、土・日には“◎△×”や予想オッズはもちろん、厩舎サイドの思惑から騎手の一言、はては風水サイドやタレントサイドからのどうでもよい意見を目にしてしまい、脳を揺さぶられて、初志貫徹ができない状態に追い込まれていってしまうのですな。
 まあ、初志貫徹といえば聞こえはいいが、そもそも貫徹すべき初志にこれといった根拠がないものだから、崩れるのは早い。

“有終のVを飾る。アンカツが強気だ”と、“引退レースで無理はしない” 
これはどちらもビリーブの事。
 さて、どっちを採るか。第一段階での予想では、有終とか引退とか、そんなことは予想とは関係ないことだったはず。結果、後者を採って撃沈 (>_<)

 ここ最近はほとんど従来式(上記のような)の「予想」はしていなかったのですが、先週久しぶりに「予想」してみて、なるほどこの意志の弱さを痛感。根拠も弱いが意志も弱かった。
ならば、土曜の予想紙が発売される前に「予想」しておこう!
と、いうことで、明後日の毎日王冠と京都大賞典 気まぐれに予想をしてみた。
(べつに、新聞見なけりゃいいじゃん、と言われればそれまでだが・・・)

 10月12日3回東京競馬2日目
第11R毎日王冠
GII芝1800メートル発走15・35
気まぐれ
予想
ゴーステディ  57 吉 田 .
マイネルアムンゼン  57 後 藤
サンライズシャーク  57  幸  .
トレジャー  57 柴田善 .
エイシンプレストン  59 福 永 .
ファインモーション  57 武 豊
バランスオブゲーム  58 田中勝
カンファーベスト 57 江田照
サクラティアラ  55 沢 田 .
10 テンザンセイザ 58 横山典 .
11 トーホウシデン  57 蛯 名 .
 10月12日4回京都競馬2日目
第11R京都大賞典
GII芝2400メートル発走15・45
気まぐれ
予想
アクティブバイオ  58 武 幸
ホットシークレット  58 四 位 .
サンライズジェガー  58 安 藤
プレシャスソング  57 熊 沢 .
トシザブイ  58 北村宏 .
チアズブライトリー  57 池 添 .
ダンツランニング  57 秋 山 .
アラタマインディ  57 飯 田 .
ヒシミラクル  59 角 田
10 タップダンスシチー  58 佐藤哲

 現段階ではこれで決まりなのだが。さて、日曜午後3時30分には、はたして・・・。
(レース結果:毎日王冠: 1着・バランスオブゲーム 2着・トーホウシデン 
         京都大賞典:1着・タップダンスシチー  2着・ヒシミラクル 

 どうしたのかな、ファインモーションは。7着惨敗。
以上。

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