気まぐれコラム

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6月 8日


6月 26日


6月 29日



2003年
No.56
6/29
− 通用するのか、しないのか!? −

■3歳2冠馬ネオユニヴァースは通用するのか、しないのか!?
前回コラムでも取り上げましたが、第44回宝塚記念は例年になく豪華な顔ぶれとともに、歴史的なレースになるかもしれない可能性を秘めています。
普段はほとんど馬柱など見ずに買い目を導き出しているのですが、こんなレースはじっくり“予想”に参加してみたくなるというものです。

さて、問題は、通用するのか、しないのか!?です。
スポーツ紙に藤沢和師の話が載っていました。「一時はゼンノロブロイの出走も考えたが、クリスエスと調教で併せ馬を行うとロブロイがかわいそうになるぐらいの力差を感じた」。
ゼンノロブロイといえばあのダービー2着馬であります。その馬が“かわいそうになる”って・・・、それほどまでにクリスエスが凄いのか、それともそれが世代間格差というものなのでしょうか。
また、今年の3歳世代の重賞勝ち時計は前年(クリスエスやタニノギムレットがいた)と比較すると見劣りするという話もあります。実際その通りなのですが・・・。なるほどこれでは「通用しない」でしょう。
 一方では、やなり5`の斤量差は大きく、しかも完成度の高い馬(ネオ)ならなおさら有利だろうと語る調教師もいます。
“絶対能力の違いは斤量差で変わるものではない”とデザーモ騎手。
デザーモ騎手にとっては、だからこそ「クリスエス」が勝つのだと言いたいところでしょうが、2冠をとるだけの能力は、それこそ半端ではないだろうとも思えます。

休み明け、使い詰め、どちらも万全ではないもののデザーモ騎手の言う絶対能力の違いを両馬にはみせてもらいたいものです。しかし、馬券的にはその不安材料を見逃すことはできませんけれど。

 6月29日3回阪神競馬4日目
第11R宝塚記念
GI芝2200メートル発走15・40
つぎはぎ
予想
サイレントディール  53 3歳 安 藤 .
アグネスデジタル 58 6歳 四 位
アサカディフィート  58 5歳 池 添 .
マイソールサウンド  58 4歳 本 田 .
シンボリクリスエス  58 4歳 デザー
ネオユニヴァース  53 3歳 デムー
サンライズジェガー  58 5歳 後 藤 .
イーグルカフェ  58 6歳 吉田稔 .
ツルマルボーイ  58 5歳 横山典
10 ヒシミラクル  58 4歳 角 田 .
11 ファストタテヤマ  58 4歳 安 田 .
12 バランスオブゲーム  58 4歳 武 幸 .
13 ダンツフレーム  58 5歳 藤 田 .
14 メジロランバート  58 8歳  幸  .
15 ストップザワールド  58 4歳 福 永 .
16 タップダンスシチー  58 6歳 佐藤哲
17 ダイタクバートラム  58 5歳 武 豊

(レース結果:1着Iヒシミラクル、2着Hツルマルボーイ。 シンボリとネオの戦いは、ネオに軍配が上がった。的中馬券にならなかったので、あまり話題にはならないのだろうが、“3歳馬は通用しない”、ということはなかった。もしネオがジーコ日本代表なら、よく善戦したと称えられるところだろう。競馬ファンの目は厳しい。
またヒシミラクルの絶対能力はクリスエス、ネオに劣らず凄かったということか!? ) 


No.55
6/26
− 3歳馬の挑戦!−

■競馬はスポーツか !? 「馬券」以上に「レース」を楽しんでいた頃は、スポーツとしての競馬に魅力を感じていたものでした。90年代前半、ブーム全盛の頃のお話です。
 “失われた10年”の経過とともに、心はすさみ (-_-)、サイフはしぼみ、ケイバと聞くと、“ギャンブル”に決まってんだろ〜、と呟いている自分がいました。
 いったいどの馬が一番強いのか? 一番速いのか? そして、勝つのか!? といった好奇心を刺激してくれるようなレースはそうあるものではありません。
いや、しかし、久しぶりにそんな好奇心、興味をそそられるレースがおこなわれます。その最大の要因は何といっても6年ぶりに皐月・ダービーを制した2冠馬ネオユニヴァース宝塚記念参戦でしょう。これは間違いなく、PRIDEミドル級GP−吉田秀彦参戦−以上のインパクトがありますね (^^;)
 
2冠馬ネオユニヴァースの戦いの見所は2つ。
1つは、年齢の戦い。「馬齢換算表」によると、この時期の3歳は人間なら17歳に相当し、4歳なら26歳ということになるらしい。17歳の高校生が26歳の大人のプレーヤーと同じ土俵に立つということになるのですね。常識的に考えればこれは厳しい・・・、高校生 VS 大人。(けど、あのイアン・ソープは17歳時に当時の50m自由形世界新記録を樹立したしな−、(馬じゃないけど・・・)。

もう1つの見所は、斤量。3歳馬の斤量は53`。4歳馬より5`も軽い。この5`の差。ハンディキャッパーの「着差の重量換算表」では、1`当たりの着差は2200メートル戦で1馬身3/4。5`だとなんと8馬身3/4にもなるではないか!?。本当かよ!?とおもわず突っ込みたくなるような着差であります。3歳と4歳ではそれほど力の差があるということなのでしょうか。
これは馬に聞いてみなければ分からないところなのですが、500キロもの体重がある馬にとっての1〜5`の重みってどんなものなのでしょう?? (私たちが5`の鉄アレイを持たされて100メートル走らされたらたまりませんが。)

さて、宝塚記念に挑戦した3歳馬は過去21頭。最高位は昨年ローエングリンの3着まで。といっても、参戦馬に3歳G1馬は一頭もいませんでした。今回はいきなり2冠馬の挑戦であります。しかも待ちかまえるのは昨年の年度代表馬シンボリクリスエスを筆頭に、天皇賞馬ヒシミラクル。安田記念馬アグネスデジタル、他強者がズラリ。
うーぬ!これは馬券抜きでも楽しめるレースではありませんか。
もうずいぶんと古い話になりますが、最下位常連時の「阪神」と圧倒的に強かった頃の「PL学園」(ハンデに5点とか)、戦ったらどっちが強い? なんて話題を思い出してしまいました。つまり、やってみなければわからないってことです。

あと3日、各馬のローテーション、鞍上なども気になりつつ、これからじっくりと馬柱を眺めてみます。
心情的にはネオユニヴァースに勝ってもらいたいが、シンボリクリスエスには負けてもらいたくない!といったところで、もう一つ付け加えるなら馬券的には2頭とも消えてもらっても結構(伏兵多し)。もちろん有馬での再戦を願うのですが・・・。(ちょっと気が早いかな)

No.54
6/8
− 情報料はいくら?−

■現代社会には様々な情報があふれかえっております。新聞・テレビ・インターネット、携帯電話などなど、意識しなくとも常に何かしらの情報を私たちは受け取っているといっても過言ではありません。
と、いきなり堅苦しい出だしになってしまいましたが・・・、要は、そうした情報につけられている値段=価値に適正価格なるものがあるのだろうかと考えてみたのです。もちろんここで取り上げる情報とは「競馬」に関する情報です。
なぜ今回このようなことを考えたのかと言うと、リニューアルにともないメンバー専用有料情報価格の見直しを図ったからであります。いわゆる情報料というやつですね。
競馬情報といっても様々ですが、基本的にその価格・料金がはっきりしているモノといえば、競馬新聞等の紙媒体です。競馬専門紙で410円。スポーツ紙は130円。夕刊紙120円。競馬雑誌なら「競馬最強の法則」など、800円前後が多いと思います。
また同様な情報をネットから入手することもできます。こちらの料金は横並びではなく、各社によって差があるみたいですが、それでも1ヶ月1〜3千円といったところでしょうか。とみていくと、例えば馬柱に掲載されているような情報に支払う料金は1万円などといったものはなく、妥当な線というものがあります。
しかし、これが競馬予想情報となるとかなり話は変わってきます。
これには妥当な線というのが見あたりません。
まぁ、当然といえば当然。“勝ち馬を教えてやる”と言っているわけですから、あとは教えられる方がいくら用意できるかにかかっているわけで・・・。つまり、情報料は教える方の器量如何なのですね。“勝ち馬教えてやるから3万円払ってくれ”という所があったり、“うちは1万円でいいよ”という人(会社)もいる。真の裏情報なら10万円だって惜しくはないのですが・・・。
さて、問題はその予想が“当たるのか!?”です。この一番重要なところを「料金」で判断するのは困難です。高ければ当たるのか?安ければ全く当たらないのか!?
とにかく、一度その予想を聞いて(見て)みないことには判断しようがないですし、できれば中長期と活用しなければ、評価をくだすことも難しいと思うのです。
「回収率200%達成!! 100万円獲得!! 等と宣伝してる所は多いので、評価も何も、“すぐにでも儲けさせてくれよ!!” と言いたい気持ちも分かりますけれど。

 私個人で言えば、いったいいくらまでなら情報料を払えるのかを考えてみました。競馬新聞は膨大な情報に加え、とりあえず、予想も掲載されております。しかし誰もその通りには買わないでしょう。裏を返せば、誰もその予想に期待していないわけです。
それでも、1日数百円ならば、情報料として払う価値はある、また致し方ないと思って購入しているとみます。私もその一人です。毎週スポーツ紙2紙(時に専門紙)、週刊競馬ブック。ネットでの情報料を含めると月間6千円前後を費やしているはずです。最高でも1日換算800円位と考えています。
これが私個人の妥当な線ということになるのでしょう。それ以上の料金はたとえ馬主情報であれ、覆面TM情報であれ高いと判断しているわけです。例外は馬券本を買うときくらいです(^^;)。

 ということで、当サイト有料情報サービス提供料金は初回以外は1日換算で400円以下といたしました。(初回のプラスαは毎週更新のデータ以外のノウハウ公開費と考えて下さい)
それでもやっぱり高いか安いかは入ってみないことにはわからないのですが・・・、m(_ _)m
以上、本日のコラムでした。


第53回「安田記念」つぎはぎ予想

 東京コース。改装されてからなおいっそうゴール板が遠く感じる。適距離、先行・差し、考えると迷宮入り必至。

 気になる馬が3頭。Lローズバド、Mイーグルカフェ、Nタイキトレジャー、すべて7枠。よって、7枠流しで勝負する。オレンジの帽子が後方一気、ややペースの落ちた先行馬に襲いかかる。デムーロだけにおいしい思いはさせられない・・・。

枠連:7 軸。すべてに流す。
 1-7、2-7、3-7、4-7、5-7、6-7、7-8、7-7の計8点。
(追伸:この予想には払う価値なし)

(レース結果:1着 Bアグネスデジタル 2着 Oアドマイヤマックス 実力馬デジタル!名前で損しているような気がするのは私だけ? ) 


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