| 2006年 |  | 
          
            | No.163 12/10
 | − 競馬新理論バージョン10 / 朝日杯フューチュリティS − | 
          
            |  | 
  馬券本検証のコーナーで取り上げたバージョン8の最新理論が発売されました。 著者は奥村俊一。
 
              
                8の次に出された「バージョン9」は、テンの3ハロンと上がりの3ハロンに注目してその相関関係から、強い馬を見つけ出すためのランク付けを行ったものですが、少々分かりづらく、実戦向きではなかったと記憶しています。
                  | 競馬新理論バージョン10―究極馬券投資術 |  
                  |  | 今回「バージョン10」という新しい予想法を作るために、
 著者はコンピュータの力を借りて約15年間、JRAの30万レースを分析してレース結果に結びつくさまざまな特性を見つけ出した。
 |  
 しかし今度の『バージョン10』は、「バージョン8」の完全な後継であり、さらに“馬券を使った利益の追求”に、より重きを置いているようです。
 相変わらず検証レース数は他の馬券本を圧倒しており、その理論も、変わらず説得力があります。
 
 例えば・・・、
 「予想法とは単に過去のレースデータを集計したものではなく、未来を予測するものでなければならない」とか、
 「予想法は過去のデータを基準にはしても、そこに縛られてはいけない。過去のデータを元に予想法を作っても、過去のデータにしたがって買い目を決めていては儲からない。もし、そこをはき違えると、今はどれだけ利益を出し続けている予想法でも、やがてはあまり当たらなくなりいずれ陳腐化する」・・・など。
 至極当然の話であり、また耳の痛いところを突いています。
 
 ほぼ毎月出版されている馬券本の中で、↑を自覚した予想法はほとんどないでしょう。特に近年は、競馬場別、重賞レース別、クラス別等々のデータを羅列して、そこから消去法で勝ち馬をあぶりだそうとする馬券本が流行っていますが・・・、未来を予測するための方法論が完全に抜けているものばかりですから!
 
 だから、数年ぶりに自腹で購入してみました。
 
 ただし、まだ『バージョン10』の検証はしていません。
 読んだだけでは、何も生まれはしません。
 競馬で勝つには、まず予想の仕方=予想法(理論)の習得。
 次に検証→そして経験(実戦)→最後は継続 となります。
 
 我が馬券投資法を継続しつつ、同時に、利用できるもの、活用できるものがあれば、どんどん取り入れていきたい。そう考えています。
 競馬で勝つのはそれだけ難しいということですね。
 
 
  
 気まぐれ馬券予想 第58回 朝日杯フューチュリティステークス
 
 上記で取り上げた「バージョン10」では、前回なかった資金配分についても触れられています。そこがより実戦的になったということでしょう。
 
 こちら気まぐれ馬券予想のコンセプトは、“楽しむ競馬”です。
 競馬予想ソフトで導き出される指数を確かめながら、自分の好きな買い方で馬券を買う。この方法では長い目で見ると「大数の法則」により回収率もそれなりの数字に落ち着いてくることでしょうが、それはそれ、これはこれです。
 
 何度も言うように、G1レースくらいは、好きに買わせていただきます。
 さて、明日の2歳牡馬No.1決定戦。
 「競馬道GT5」が出した答えは、11番オースミダイドウとなりました。
 
 
 総合ポイント1位馬オースミダイドウ、2位馬とはかなりの開きがあります。
 2歳という年齢、レース経験の少なさから、この差をアテにして良いものかどうか悩みますが、各項目での安定度をかい、1頭軸で勝負します。
 
 馬券は、11を軸に2.3.4.7.8.9.12 で馬連7点。
 さらに、3連複も11を軸に、2.3.4.7.8.9.12を絡めて計21点
 
 (レース結果:1着 ドリームジャーニー 2着 ローレルゲレイロ 3着 オースミダイドウ
 ※馬連と3連複がかぶってしまうので、結局、購入馬券は3連複のみに。
 結果、馬連では獲れなかった馬券を獲り、元取りとなりました。一見、3連複より的中しやすいと思う馬連ですが・・・、馬連だったら外れ!
 今回は、3着に拾われるという幸運に助けられました。馬券の買い方はホントに難しいです。
 
 
 | 
          
            |  |  | 
          
            | No.162 12/ 2
 | − 競馬道GT5最適理論作成/阪神ジュベナイルフィリーズ − | 
          
            |  | 
  的中率100%!! そんな予想理論があったら・・・、まあ夢のような話ですね。
 しかし、作れないことはありません。条件さえつければ・・・。
 
 ご存知、競馬道シリーズの『ユーザー理論設定機能』を活用すれば、よいのです。
 ※ユーザー理論設定画面
 
  
 ユーザー理論設定画面にある【最適理論】ボタンをクリック
 次に過去のレースを選択し、オプションで馬券種、買い目パターンを決定してから実行ボタンを押すだけで、いとも簡単に自分の望んだ理論を作成してくれるのです
 
 例えば、こんな感じで↓(回収率が800%を超える または的中率100%理論)
 
  
 もちろん、ここで達成される的中率・回収率は、すべて過去のレースから導き出されたものでしかありません。
 これから予想しようとしているレースに、その理論が通用するかどうか、
 こればかりは“やってみないとわからない”のです。
 あくまで「予想」ですから当たり前ですが・・・。
 
 ただし、過去のレース数を増やしていけば、その理論の信頼度もおのずと高まっていくはず。
 的中率100%などというかなわぬ夢を追わずに、現実的な数値で理論を構築させれば、「予想」の目安となることは、もう間違いないでしょう。
 
 さて、G1レースに限っていえば、
 なんとしても当てたいと願うのは致し方ないところ。お祭りだと思って100%理論を構築してみました。
 
 もちろん今回対象となるレースは、明日の阪神ジュベナイルフィリーズです!
 
 まずオプション設定で馬券種を【馬連】にして、総合ポイント1位から6位までのボックス買いという設定でチャレンジ。これはかなり現実的な路線です。
 データベース上、過去のレースは10年前からですが、わずか10回という回数でも100%理論は作成されず。
 ここで馬連の買い目を増やしても、的中マイナスとなる公算大なので、
 馬券種を【3連複】に変更。
 そして総合ポイント1位から7位までのボックスに変更しました。買い目は増えますが、配当も上がるため、ここは目をつぶります。
 
 そうしてようやく完成しました。
 「過去」的中率100%理論が。
 
 
  
 気まぐれ馬券予想 第58回 阪神ジュベナイルフィリーズ
 
 上記の理論に名前をつけるとすれば、こうなります。
 「3連複1〜7位ボックス過去的中率100%理論」=阪神Jフィリーズ2006
 
 となれば、おのずと「馬券の買い方」は決まるというもの。
 
 
 総合ポイント1位馬アストンマーチャンから7位馬ローブデコルテまで
 たたし、自分の判断でマイネルーチェとイクスキューズを入れ替えます。
 
 合計 3連複35点。
 買い目はかなり多いですが、2歳牝馬の戦いは何が起こるかわかりません。的中マイナスは6点ほどありそう。
 アストンマーチャン断然人気だが・・・、どうなるか。
 
 ちなみに上記理論では、
 当然ながら2003年阪神JF3連複を的中させています。
 1着ヤマニンシュクル、2着ヤマニンアルシオン、3着コンコルディアで、
 376,760円馬券です。
 当時の1番人気馬覚えていますか。
 そう、あのスイープトウショウです。結局、彼女は5着に沈みましたっけ。
 
 
 (レース結果:1着 ウォッカ 2着 アストンマーチャン 3着 ルミナスハーバー
 ※固い決着になりました。3連複1780円で的中マイナス。まあしかし、これで上記理論の的中率は、100%継続中ということですね。
 
 
 | 
          
            |  |  |