気まぐれコラム

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6月 5日


6月 12日


6月 25日





2005年
No.107
6/25
− 経験が紡ぎあげるもの / 宝塚記念 −

 ★宝塚の前にサッカーの話を少々。
 正直、驚きました!コンフェデレーションズカップでの日本代表のサッカーには。
第1試合メキシコ戦で見せてくれたサッカーは、W杯アジア最終予選の延長線上にあるような、またいつもの、メリハリのない、時にイライラがつのるものでした。
 結果が最重要視される最終予選ではサッカーの質などどうこういっている場合ではないと納得していましたし、メキシコ戦でも体力的にきついはず、あまりムキになっても・・・、と思っていました。
 
 ところが・・・、ギリシャ戦、そしてブラジル戦です。
皆が、ペナルティーエリア付近から、シュートを意識していたのです。
いや、そんな当然のような話も、これまでの日本ならば、そこに一瞬のシュートチャンスがあったとしても、まずは自分以外のフリーの選手を見つけてパスを送ることに熱心だったはず・・・(^^;)。何があったのだ、日本に。
 残念ながら、大きなシュートチャンスをモノにすることはできませんでしたが(またその決定力不足をことさら嘆いていた友人もいましたが)、それは今回に限っていえば、大きな問題ではありません。
 王者ブラジルであっても、決定力不足は大きな問題なのです。でなければ、今回日本は何点取られていたか分かりません。
 
 キーワードは経験です。
まずは、ペナルティーエリア付近であれば、シュートを意識する(して欲しい)。
俊敏さに磨きをかけて一層ダイレクトプレーを増やす。
 この大会で、日本が経験し、実践できたことを次の東アジア選手権で反復していく。
そうして経験値を上げていけば、本番では(もちろんドイツ)、焦らず、確実にチャンスをモノにできるようになる!はずです。
 決定力をつける前の段階で日本代表は足踏みしていたのではないでしょうか。いきなり決定力不足が解消されることなんかあり得ないのに。
 
 さて、こうなると大事になるのは次の東アジア選手権ということになります。
コンフェデで貴重な一段を積み上げた代表ですが、その経験を生かすも殺すも次の戦い次第です。
 また振り出しに戻るのか?それとも遺伝子の中に組み込まれるべく経験を積み上げていくことができるのか!
 ふ・・、まだまだ私たちサポーターも浮かれていることなど許されないのです。

 これに関連して・・・

 起業バカ 光文社ペーパーバックス (渡辺 仁著)

「起業ブームに踊らされて、すべてを失うサラリーマンが続出している。あなたもできる、などという起業のススメはほぼインチキだ。私も起業してみて初めて「天国と地獄」を経験した。
成功するのは1500人に1人。その1人になれると、あなたは本当にお考えですか?
 ※起業ブームが続いていますが、はたしてその実態は・・・。
タイトルからも分かるとおり、「起業」をナメてかかると大変なことになるよ、という内容。失敗の事例が数多く掲載されていますが、失敗の理由の一つに挙げられているのが、「経験不足」です。ふ〜む、当然といえば当然の話か。
(現在。爆読中(~o~)



 競馬だって、経験が大事。
だけれども・・・、ただ経験(月日)を重ねれば勝てるというモノでもない。
肝心なのは、経験値を上げていくこと。

 宝塚記念 ヤマカン予想

 今年前半のG1はこれで打ち止め。なんとか勝利を手にしたいモノですが・・・。

 競馬予想の世界には多くの「〜指数」や「〜ポイント」なるモノがありますが、先月?から、また新しい「ポイント」がその仲間に加わったようです。

 前半3ハロンタイムでガッツリ稼ぐ馬券術 小林 誠 (著)

 タイトルでだいたいの内容が分かりますが、そのシンプルさと着眼点は意外と(失礼)使えるかも?
ポイント名は名付けて「F3Fポイント」 算出法は書籍で確認を。
 つまりはこういう事。
“競馬というものは前に行けば行くほど有利になる”
 なるほど、確かに・・・。
 ※実は、上記の「F3Fポイント」、現在活用中の競馬情報サイト★競馬道OnLine 500円×1ヶ月 の新予想コーナーで知りました。

 さて、宝塚記念。「F3Fポイント」を使わなくても、前に行く馬は予想できますよね。
前に行かせたら泣く子も黙るタップダンスシチーです。
 去年は、愚かにも年齢的な衰えを心配して消してしまったわけですが、あれからさらに歳を重ねたというのに衰え知らず。脱帽です。
 ゼンノロブロイとの2強対決ムードですが、はたして。
 前に行く馬が分かっているなら、2着・3着のうち一頭は差し馬を用意しておこう。

 馬券は3連複。
買い目は7点。6−15 + 1,2,4,9,10,11,12

(※ヤマカン予想でお茶を濁しておりますが、投資競馬的馬券購入も着々と経験値を上げておりますです)
以上

6月26日3回阪神4日目第11R
宝塚記念
サラ3歳上 GT芝 2200メートル 発走15時40分
ヤマカン
予想
馬  名 性齢 騎 手 ..
1 1 シルクフェイマス 牡6 四位 洋文
2 2 ビッグゴールド 牡7 和田 竜二
2 3 トウショウナイト 牡4 武士沢 友治 .
3 4 ハーツクライ 牡4 横山 典弘
3 5 ボーンキング 牡7 武 幸四郎 .
4 6 ゼンノロブロイ 牡5 K.デザーモ
4 7 コスモバルク 牡4 千葉 津代士 .
5 8 サンライズペガサス 牡7 松永 幹夫 .
5 9 リンカーン 牡5 福永 祐一
6 10 ヴィータローザ 牡5 小牧 太
6 11 スイープトウショウ 牝4 池添 謙一
7 12 アドマイヤグルーヴ 牝5 武 豊
7 13 サイレントディール 牡5 渡辺 薫彦 .
8 14 スティルインラブ 牝5 幸 英明 .
8 15 タップダンスシチー 牡8 佐藤 哲三

(レース結果/宝塚記念 :1着・スイープトウショウ 2着・ハーツクライ 3着・ゼンノロブロイ 
タップダンスシチーは7着に敗れました。
“買うと来ない”“買わないと来る” 馬券って、その繰り返し。
ならば、いつも買っていれば・・・、  馬券は計画的に。
 秋のG1、あのディープインパクトの3冠かかる菊花賞と古馬との戦いが待っています。楽しみですね。それでは、また。

 
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No.106
6/12
− 2006 ドイツへ  −

 ★月日がたつのは本当に早いものですね。
日韓W杯で16強入りしてからもうすぐ3年。そして、ドイツW杯まで1年を切ってしまったのですから。

 日本代表は順当に出場を決めてくれました。
 今大会は、どんなにマスコミがあおろうが、危機感を演出しようが、日本が出場できないという姿が想像できませんでした。
 なにしろ8ヶ国のうち4ヶ国が出場できるわけです。
 (W杯アメリカ大会のアジア枠は24ヶ国中たった2ヶ国だった(サウジ・韓国)
 今大会、実績・経験からいっても、出場できないわけがないと・・・。
まあ、そうは言っても、簡単にはいかないだろうとは予想できましたし、最後の最後には・・・、という楽観論ではありましたが。

 出場が決まって正直、ちょっとだけ寂しい感じがしています。
 それは、“胃が痛くなるまでの緊張感を味わうことができる真剣勝負”=アジア最終予選が実質終わってしまったから、ということもありますが、それ以上に、予選突破だけでは物足りなくなってしまっている自分がいたからです。
 多くの方もきっとそう感じたのではないでしょうか。
 
 日本代表もそれを取り巻くファンも、いよいよ「勝利」に慣れてきたのかもしれません。 もちろんそれは、今後日本代表がさらに強くなっていくための一里塚なのでしょう。
 オリンピック日本代表に選ばれた柔道選手が、それだけで大喜びしないように、世界で戦いメダル(それも金メダル)を獲って初めて安堵するように。
 サッカーの世界でも、アジアを突破するのは当たり前となれば、次に私たちが求めるのは、W杯での勝利しかありません。

 さて、そこで、日本代表はドイツでどこまでやってくれるのでしょうか。
中田選手は“本大会で勝ち抜ける力はまだない”と言い放ちました。
 先日、キリン杯(いくら親善試合とはいえ)で優勝したペルーが現在南米予選で8位という下位に沈んでいるのをみると、中田選手の言葉に納得すると同時に、一体いまの日本代表の実力はどのあたりなのだろうかと考えてしまいます。

 しかし、とにかく、
・ドイツ本大会までの1年で、日本代表がどこまで変わってくるのか。
・新しい、若い選手は入ってくるのか。
・欧州、南米そしてアフリカから勝ち上がってくる国はどこなのか。
・12月の抽選会で日本はどの組に入ってどの国と予選を戦うことになるのか。
 と、楽しみはまだまだ続くことになりました。
 
 いろいろありますが、とにもかくにも、日本代表に感謝です。
 



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No.105
6/5
− 経験の差【マナマの勝利】 / 安田記念 −

 ★日本代表、バーレーン戦(敵地マナマ)での昨夜の勝利は、「経験の差」。

 − W杯最終予選・3戦を終えて− 4/3のコラムより
 ・・・・・
 はっきり言って、北朝鮮はもとより、バーレーン代表にもその経験はないはずです。次は、バーレーン代表こそ、勝たなくてはいけない試合になる。
そのプレッシャーに彼らは耐えることができるのでしょうか。
 ホームというアドバンテージは向こうにあるものの、そのプレッシャーにつぶされないだけの経験と実力差がなければ、日本に勝つことはできないと思うわけです。


 私は昨夜の試合を、“日本代表がどうなのか”よりもむしろ、バーレーン代表がその実力を(実力以上を)全て出し切ることができるのかどうかにかかっていると思っていました。(=相手の力を抑えつける)
 日本が過去“プレッシャーのかかる負けられない一戦”でことごとく自滅してきたように、最後の最後は、経験=それも時を越えてつちかわれてくるもの
(伝統・文化)の差が明らかになるのが、ワールドカップ最終予選だからです。
 
 プロ化し実力をつけ、選手層を厚くしていくのはもちろん、どんな状況になろうともパニックに陥らない精神力を身につけていくのは、多くの緊迫した国際試合を経験していくしかないわけです。

 ドーハの悲劇から11年以上が過ぎましたが、日本代表はその経験を積んできました。
 逆をいえば、今回のドイツ予選で、そう簡単に、バーレーン代表なんぞに(失礼)、やすやすと、突破されてたまるか! と思っていました。
 バーレーン代表は去年からの勢いがありましたが、それだけでは勝てないということです。実際、勝たなければならないという緊張が生む疲労のせいか、後半の彼らの足は止まっていましたし、自分たちのサッカーができない戸惑いがあったように見えました。
 そのように考えれば、10年ちかく国際試合を離れていた北朝鮮代表が、現在0勝4敗というのは、当然の結果なのだと思います。

 次戦でドイツ行きが決まるとは思うけれど、できれば、いやこうなったら絶対1位突破を目指して欲しい。
 1位突破できれば、それがまた日本代表の経験値をさらに上げることになると思うからです。
 アジアでの1位突破が当たり前になってはじめて次に見えてくる景色が、W杯本戦でのベスト8であり4であり優勝(気が早すぎるって・・)なのでしょう。
 
 もちろん、私たちサポーターの経験値も上げていかないと、日本代表が強くならないのはいうまでもないことであります・・・。



 さて、ちょっとホッとしたところで(まだまだ経験不足^^;)、
 第55回安田記念のヤマカン予想。

 今回の予想、レースは難解ですが、買い目は簡単です。

−万馬券的中の偶然と必然/気まぐれ安田記念 −去年のコラムから
 
 去年の予想を再確認。
現在、コンピ指数「1位馬」5連敗中。
5年先を見据えて、コンピ「1位馬」を追いかけようと思います。
 そして・・・、テレグノシス。連対は果たしたものの・・・。
 現在、コンピ指数「1位馬」6連敗中。
 ならば、5年先を見据えて、コンピ「1位馬」を追いかける。
 ただし、本来の投資競馬的馬券購入なら、単勝馬券が基本。そうしたアプローチですから。
 しかし、この場は好きに買わせてもらいます。
 
  参考:安田記念 コンピ能力指数「1位馬」の結果
1位馬指数 1位馬名 結果
97 86 タイキブリザード 1着
98 90 タイキシャトル
99 90 グラスワンダー
00 75 スティンガー
01 76 フェアリーキングブローン
02 85 エイシンプレストン
03 75 ローエングリン
04 71 テレグノシス
05 78 テレグノシス

 どちらにせよ、東京巧者のテレグノシスを軸にしようと考えていました。
大外枠ですが、グリーンベルト出現で内枠有利といわれた去年の結果を思い出してみて下さい。
 1着7枠ツルマルボーイ、2着5枠テレグノシス、3着8枠バランスオブゲーム。

 ということで、8枠17番テレグノシスから馬連7点。
 ※テレグノシスが勝てなければ、来年の安田記念の頭は決まった。

6月5日3回東京6日目第11R
安田記念
サラ3歳上 GT芝 1600メートル 発走15時40分
ヤマカン
予想
馬  名 性齢 騎 手 ..
1 1 アルビレオ 牡5 松永 幹夫 .
1 2 フジサイレンス 牡5 五十嵐 雄祐 .
2 3 ダイワメジャー 牡4 柴田 善臣
2 4 オレハマッテルゼ 牡5 蛯名 正義
3 5 ダンスインザムード 牝4 K.デザーモ
3 6 ローエングリン 牡6 後藤 浩輝
4 7 アサクサデンエン 牡6 藤田 伸二
4 8 バランスオブゲーム 牡6 田中 勝春 .
5 9 カンパニー 牡4 福永 祐一 .
5 10 ボウマンズクロッシング せ6 A.デルペッチ .
6 11 スイープトウショウ 牝4 池添 謙一 .
6 12 サイレントウィットネス せ6 F.コーツィー .
7 13 アドマイヤマックス 牡6 武 豊
7 14 ユートピア 牡5 安藤 勝己 .
7 15 サイドワインダー 牡7 内田 博幸 .
8 16 ブリッシュラック せ6 G.モッセ
8 17 テレグノシス 牡6 勝浦 正樹
8 18 ハットトリック 牡4 四位 洋文 .

(レース結果/安田記念 :1着・アサクサデンエン 2着・スイープトウショウ 3着・サイレントウィットネス 
※ 今回多くの予想家が撃沈した中で唯一○◎で馬連万券的中させていたのが(もちろん私の知る限りにおいて)、先日のコラムNo101で紹介した★競馬道OnLineコンテンツ「スピードアナライザー」でした。
 そのネーミングからも分かる通り、スピード指数系の予想をしています。やっぱりスピード系かな〜と思うところですが、同じスピード系の他の予想は残念な結果に・・・。
 そうなのです。スピード指数といっても計算の仕方でいかようにも予想結果が変わってしまうのです。ホントに競馬予想は難しい。

 PS:来年の安田記念の頭が決まってしまいました (^_-)

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