４月１０日
４月１６日
４月３０日
| 2005年 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| No.100 4/30 |
－ 祝１００回！投資競馬の楽しみ ／ 天皇賞(春)－ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
★２００１年１０月３日から書き始めたこのコラムも今日で１００回目を迎えることができました。ほとんど自己満足以外の何ものでもありませんが、ちょっとした節目ということで・・、「祝！１００回」です。 今回は、投資競馬的馬券購入アプローチの“楽しみ”について語ってみます。 投資競馬的馬券購入アプローチを簡単に解説すると
例えば・・・、 このＨＰを立ち上げるきっかけとなった「ブロック式馬券利殖術」でいえば、 ①．データ ： ＪＲＡオッズ人気 ②．ターゲット馬券の決定 ： 各馬券（単勝２番人気とか枠連３番人気などといった）の出現を表組みにして今後の出現動向をさぐっていく。 ③．マネーマネジメント ： 追い上げ資金配分 といった感じ。 さて、こんな話をするとよく言われるのが、“そんな買い方（アプローチ）で馬券を買っておもしろいのか”ということです。 競馬というギャンブルは、勝ち馬予想にじっくり時間をかけ推理する過程にこそ、そのおもしろさ、楽しみがあるのではないのか！というご意見。 確かにそれは、ごもっともな話しです。 機械的な馬券購入ほどつまらないものはない。 ではやはり投資競馬的馬券購入はつまらないものなのかというと・・・、 答えは「ノー」なのであります。ノー以上で、実は非常におもしろい。 まず、自分の体験から簡単な例を挙げると、 今週のターゲット馬券が「単５位」だとしましょう。(４位でも６位でも構わない) 従来の予想では、１レースに出走する何頭もの馬から勝ち馬を推理していくわけですが、この場合は、すでに購入馬券は決まっている（単５位）ので、推理する必要はありません。 問題は、ターゲットとなった馬が、勝つことができるのかどうかに焦点は絞られるわけです。 単５位などという馬は、はっきりいってそのレースの主役ではなく脇役なわけですが、こちらとしては完全に「単５位」が主役。 自分で普通に（ヤマカン予想とか）予想していたら、きっと切ってしまうだろう馬も、たまたま「単５位」だったということで馬券購入の対象になる。 不思議なもので、愛着がわいてきます。 “偶然の出会い”？みたいな・・・。 そして、気がつくとその馬が勝っちゃったりする。 自分が購入した馬券が、たまたまある馬（サラブレッド）だったわけですが、その馬券（単５位）をターゲットに決定したのは、自分の判断だったわけですから、その決断が正しかったことがレースで証明されれば、そこに大きな喜びが生まれるわけです。 投資競馬的馬券購入であっても、やはり自分の判断・決断が重要である。 投資競馬の楽しみ ・ 予想競馬に勝るとも劣らず。  ヤマカン予想は、混戦・天皇賞（春） このヤマカン予想は、あーでもない・こーでもないとつぶやきながら、勝ち馬を予想するという従来の我流予想なのですが、つくづく思うのは、投資競馬的馬券購入アプローチと違って、本当にその時の自分の気分や体調次第で、本命馬（ターゲット馬）がコロコロ変わってしまうということです。 特に、各馬の不安材料と言われているものを、どうとらえながら馬券選択に反映させるのかはヒジョーに難しい。 その一つに、気性難というものがあります。気性難はご存じの通り、折り合いの不安や出遅れの危険、スタミナの消耗等をはらんでおります。 そうした気性難といわれる馬が人気馬・実力馬であったらどうしたらよいのでしょう。 （もちろんパドックや返し馬で判断すればよいのでしょうが）、 せっかく落ち着いていたのに、レース中に隣の馬と接触して、突然掛かってしまうということもあるわけで・・・。 そうした馬は本命向きではないのでしょうが・・・、ここが予想＝判断・決断の難しいところなのですね。 前年、本命にしたリンカーンの敗因は、この気性難による引っ掛かりでした。 武騎手をもってしてもどうにもならなかったわけですが、今回は陣営も福永騎手もそこのところ重々承知しているはずですし、特に福永騎手は、掛かる馬に強いらしい。 そこに賭けてみたいという勘が、リンカーン本命にする理由です。 もちろん明日の気分次第では、“気性難の馬など本命にできるか”となるかもしれませんけれど (^^;) リンカーンから馬連６点。
（レース結果／天皇賞(春) ：１着・スズカマンボ ２着・ビッグゴールド ３着・アイポッパー ※ どう頭をひねっても獲れない馬券でした。リンカーンは６着。落ち着いていていい感じでしたが・・、残念。 |
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| No.99 4/16 |
－ ディープインパクト級！ ／ 皐月賞－ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆皐月賞予想の前に・・・ ４／１６（土）、日本武道館、とうとうあのウィラポンが敗れました！ ウィラポン・ナコンルアンプロポーション、９８年あの辰吉丈一郎からバンタム級タイトルを奪って以来、１４連続防衛中だったスーパーチャンピオンです。 その男を破ったのが、これも何かの因縁か、日本人挑戦者長谷川穂積。 ウィラポンの試合は海外のものも含めてＷＯＷＯＷでよく観ていたので、タイのチャンピオンでありながら、親近感をもっていただけに、ちょっと複雑な気分であります。 今日のウィラポンはスピード・キレがなく、負けるべくして負けたという感じ。 やはり３６歳という年齢・これまで酷使してきた肉体の限界がきてしまったのかな、という感じでみていました。（後半の盛り返しはさすがだった） 勝った長谷川選手はスピードがありました。 今日のタイトルマッチのための挑戦者決定戦で、鳥海という選手（現東洋太平洋バンタム級王者）と戦い勝って挑戦権を得たわけですが、私の友人とその鳥海選手が知り合いということもあり、長谷川選手には注目していました。 前回よりもさらにスピードもパンチ力もアップしていたようです。 今後、防衛を重ねていってほしいものです。 日本ではそれほど話題にはならないのでしょうが、タイでは、国民栄誉賞ももらっているというウィラポンの敗戦は、きっと大きく報道されていることでしょう。 “史上初めてとなる地方馬のクラシック制覇なるかいなか”で盛り上がった ２００４年皐月賞。 早いもので、あれからもう１年が経ってしまいました。 去年を冷静に振り返ってみれば、地方馬コスモバルクの単勝２．４倍は、かなり人気先行であったように思います。 タニノギムレットよりも単オッズが低かったというのは、ちょっと・・・ね。 さて、過去１１年の皐月賞１番人気馬の単勝オッズと結果を表にして確認してみました。 １強＝単オッズ１倍台の馬の成績はどうだったのか、確認したかったからです。
１１年といっても、たかが１１戦ですから、ここから何かしらの結論を導き出すのは早計かもしれません。それでも１倍台だった３頭は、さすがに強かった。 ただし、９８年のスペシャルウィーク。４角まわったところで８番手。後方から届かずの３着で連にからめず。 中山の２０００はまぎれがあるということを肌で感じたのではないでしょうか。 当時スペシャルウィークに騎乗していた武豊騎手です。 二度と同じ過ちは繰り返さないのが、天才と呼ばれる所以。 あの時のリベンジと去年の雪辱（ブラックタイド２番人気１６着）を誓っているはず。 コラムのタイトル“ディープインパクト級”とは、武豊騎手が語った言葉です。 「競馬史に残る名馬を引き合いに出して「何とか級」と言うのもいいけど（例えばブライアン級とか）、今後、この馬がディープインパクト級と呼ばれるような馬になるほどの活躍を願っています」 この武騎手の自信を素直に信じたい。 ディープインパクトの不安として挙げられている多頭数で揉まれるレースを経験していないというのは（そこは騎手に任すしかない）。アグネスタキオンもそんなこと言われていましたっけ。 まあ、単勝１．２倍で敗れたサイレンススズカ（天皇賞）、１．１倍で勝てなかったタイキシャトル（スプリンターズＳ）などなど、競馬では何が起こるかわかりませんけれど。 不安はどの馬にもあるわけで・・。要は、単勝１倍台の馬の勝つ確率を冷静に考えるということでしょう。 当然、ディープインパクトから。馬単７点。
（レース結果／皐月賞 ：１着・ディープインパクト ２着・シックスセンス ３着・アドマイヤジャパン ※ ２着争いとみていただけに、シックスセンスを買っていなかったのは痛恨の極み。 馬連でも５，８３０円の配当。資金配分次第では買えた馬券です。残念。 それにしても、ディープインパクトは、  まるで“空を飛んでいるみたいな走り方”を見せてくれました。出遅れも関係なし。そこはさすが武豊ということでしょう。結局単勝１．３倍はアグネスタキオンと同じでした。こうした馬のあら探しを無理にしても、時間の無駄というものです。１番人気馬の勝つ確率は約３５％。その中で、単勝１．５倍以下となれば、勝率は４３％前後になります。負ける馬も２頭に１頭はいるということですが、不安を挙げ出したらきりがなく、競馬レースなど何も買うことはできません。 （私の周りでは、競馬歴が長い人ほど、ディープインパクトを２～３番手の評価にしていた。彼らは確率の話などにはあまり興味がない。それよりレース展開や血統などのうんちくを語りたがる。 競馬に詳しくなることと、馬券は、別物だということを再認識） さて、いよいよダービーです。すでにブライアンと同じく、ディープインパクトがどんな走りを見せてくれるのか、楽しみはその１点。そして、ディープインパクト級まであと２つ！ |
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| No.98 4/10 |
－ 夢の１０００万馬券出現！競馬は宝くじか ／ 桜花賞－ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆ダート１７００メートル、１４頭立てのレース。 １着に単勝１２番人気、２着に１０番、３着に９番人気で波乱の決着。 ３連単の配当が上記の１千万円馬券となりました。 ３連単人気の組合せ２１８４通り中２１３６番人気。 的中は９票（１票１００円）だけだったということです。 単純な出現確率は(1/2184)０．０４６％ 到底、普通？には買えない馬券でしょうが、それでも９票もの的中馬券があったというのが驚きです。 彼(彼女)らは、いかにしてその馬券を買ったのか。 まぁ、たとえそれを知ったとしても、次にまた１千万馬券が獲れるとは思いませんが・・・。 この１千万馬券出現は、少なからず馬券購入者に影響を与えるだろうと思います。 これでますます競馬は、どちらかというと、宝くじやサッカーくじのような、いわゆる“くじ引き”的なものにシフトしていく。 なぜなら従来の予想法では、１千万馬券は獲れないからです。 １４頭立ての１０番や１２番人気の馬というのは、つまりは、血統、スピード、調教、そして新聞の印、どれをとってみても、あまりパッとしない馬だと評価された馬たちなのですから。 そうした馬の馬券を(しかもそうしたパッとしない馬を３頭も)買うには、まったくこれまでの定番の予想法とは違った視点がなければならないということです。 語呂合わせや、占い等の神頼み的予想法で当たってしまうことがあるかもしれませんが、まさにそれはロト６やナンバーズを購入するときの発想に近いというわけです。 １千万馬券を獲りたいのはやまやまだけれど、過去の実績からみて、どうみても勝てそうもない馬をわざわざ３頭も選ぶなんて、私にはできません。 しかし、ちょっとだけ気になる「名前」の馬を２～３頭選んで、 自分の予想馬３頭の中に追加して馬券を買ってみようかな、なんていう下心が芽生える人も間違いなくいることでしょう。 当たったらめっけもの！ですからね。 かくして、いつもよりちょっと多めの馬券を握りしめて、偶然に期待を寄せる、まさに「宝くじ馬券」が増えることでしょう。 競馬の楽しみ方として、それはそれで健全な姿なのかもしれませんが、 よーく考えてみると、まず当たらないのですよ、 『宝くじ』というものは・・・。お終い ヤマカン予想。いよいよクラシック突入 第６５回桜花賞 昨年の気まぐれ「桜花賞予想」は的中してしまいましたから、今年も何とか・・。 １番人気ではあるものの、かなり評価が低い感じの１７番ラインクラフト。 今週のスポーツ紙に掲載されていた競馬予想会社の広告のほとんどに、“大本命ラインクラフトに致命的な死角発見”なんて大袈裟に書かれたりして。 オッズからみたらどうみても、危険な１番人気馬だろう。 それでもヤマカン予想はラインクラフトを軸に勝負する。 あまりの評価の低さに、ちょっとした応援馬券の意味も。 どんなにうんちくを語り、データを収集しても当たらないときは当たらず、何気に買う応援馬券が、１千万になってしまうのが予想競馬というもの。 予想競馬で使うデータは、ピンポイント予想ではあてにはなりません。 ご注意を！ ラインクラフトから馬連６点。
（レース結果／桜花賞 ：１着・ラインクラフト ２着・シーザリオ ３着・デアリングハート ※ 結局、２番人気に落ち着いたラインクラフトでしたが、見事桜花賞を制しました。 １・２番人気の組合せで馬連１,２２０円は、おいしすぎです。 ただし次のオークス、ラインクラフトは厳しそう。シーザリオの出番か、それとも・・・、 波乱の予感。 さて、スポーツ紙に広告を載せていた大手競馬予想会社さん、“大本命ラインクラフトに致命的な死角”ありとの裏情報はデマだったのでしょうか。そんないい加減な宣伝を続けていると、ますます信用なくなりますから。 ） |
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